ネブラスカ大のスプリングゲームチケットが完売

古豪ネブラスカ大は復活を目指して彼らの申し子とも言えるスコット・フロスト(Scott Frost)氏を新監督としてキャンパスに連れ戻してくることに成功。昨年フロスト監督はセントラルフロリダ大で完全無敗のシンデレラストーリーを完結させ、その手腕をいかんなく発揮。1997年にネブラスカ大がナショナルチャンピオンに輝いた時のスターQBが監督として母校に凱旋すると言う、ちょっと出来過ぎなストーリーにネブラスカ大ファンが興奮しない訳がありません。

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彼らにしてみれば一刻も早くフロスト監督率いるネブラスカ大チームが再び全米の檜舞台へ立つ姿を見て見たいと思っていることでしょう。その早まる気持ちを抑えられなかったのか、ネブラスカ大が行う春季トレーニングの集大成として4月21日に行われる紅白戦のスプリングゲーム、「Red-White Game」の一般向けチケットがあっという間に売り切れになってしまったと言うことです。

しかも外で取り引きが行われるチケットサイトではそのチケットは500ドルから700ドル(5万から7万円)でさばかれている模様。いかにネブラスカ大ファンが新チームに興味津々なのかがわかります。

スプリングゲームというのは春季に12日だけ通常の練習が許される春季トレーニングの締めにどのチームでも行われる紅白戦であり、それは練習の延長戦でしかないのですが、近年はこのスプリングゲームの規模が大きくなる一方でそれがテレビ中継されたりチケットがないと見れなかったりとどんどん商業化していっているのです。

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なんにせよかつては栄華を築いたネブラスカ大が全米の表舞台から消えて大分経ちます。ウィッシュボーントリプルオプションでカレッジフットボール界を席巻した日々を知るファンたちにとっては、その伝統のプレースタイルを見れなくなって久しくさみしい思いをしているでしょうが(私もその一人であります)、何と言ってもカンファレンスタイトルすら争えないこの状況に苛立っている人も多いでしょう。今ならプレースタイルが何であれチームがかつての強さを取り戻してくれるなら、ネブラスカ大ファンたちはフロスト監督にその願いを託すはずです。今回のチケット完売のニュースはそのファンたちの熱き思いの表れといえそうです。