ミシシッピ大、2017年度のボウルゲーム不出場を決定

NCAAが最近まで行っていたミシシッピ大への調査が終了したそうですが、それに連動してミシシッピ大自身が2017年度のポストシーズンのボウルゲーム不出場という自己制裁を下したということです。

現ヘッドコーチのヒュー・フリーズ(Hugh Freeze)監督及び前コーチのヒューストン・ナット(Houston Nutt)氏が犯したリクルーティングに関する違反が処罰の対象となっているようです。このボウルゲーム不出場によりミシシッピ大は所属カンファレンスであるサウスイースタンカンファレス(SEC)が各チームに配分するボウルゲームでの収入である780万ドル(約8億円)の取り分を受け取れないことになります。

ただ自己制裁を下したからといってNCAAからの直々の制裁を免れるとも限らないようです。あるレポートによるとNCAAはミシシッピ大には自らのチームへの監督不行き届きが横行しているということを指摘しており、体育局自体への制裁が下される可能性もあるそうです。

ミシシッピ大での問題はたしかにフットボール部だけでなく女子バスケットボール部、陸上部にまで及んでいるといいますが、やはり記憶にも新しいところでいえば2年前にNFLドラフトに進んだラレミー・タンシル(Laremy Tunsil)の一件です。

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またNCAAはミシシッピ大でのリクルーティングの問題を暴くために彼らにリクルートされていた、現ミシシッピ州立大アーバン大の選手にも調書をとったとしています。

ミシシッピ大の近年の急激な成長には目を見張るものがありました。特にリクルーティングではいきなり全米トップ5に入るほどのリクルーティングクラスを抱えることに成功しており、正直「きな臭い」ところはありましたが、それが証明された形になります。

ミシシッピ大は過去3年間で2度もアラバマ大を倒す快挙を成しており、チームが全米トップレベルにまで成長したことはまぎれもない真実でありますが、それだけのチームになったのも全米のトップレベルのタレントを集められたからに他ならず、そのためには手法を選ばないというミシシッピ大の体制にメスが入ったというわけです。

もっとも個人的にはどこでも起き得ることだと思っており、おそらく今回は何かの密告でミシシッピ大が餌食になったのでしょう。今回合計で9つの違反が報告されましたが、そのほとんどはリクルートに金銭的に便宜を図りミシシッピ大に入学するよう仕向けたという違反ばかりです。これはかつてNCAAが本腰を上げて制裁を下し出すまでは横行していた悪行です。制裁が厳しくなるにつれ、危険を冒してリクルーティングを行うチームも減ってきましたが、何も考えないブースター(資金的サポーター)たちがチームを強くしたいという欲望だけでこのような暴走行為を起こすこともしばしば見られます。

今回の件でリクルーティング次第でチームは大きく変わることが再度証明されたわけですが、そのプロセスで違反すればその代償は大きいこともよくわかりました。きっと今もヒヤヒヤしているチームもどこかにいることでしょう。

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