ミシガン大 in フランス!

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従来のカレッジフットボールの常識を覆し続けるミシガン大ジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督。就任以来3年経ちますが、これまでリクルーティングサテライトキャンプ春季トレーニングなどで何かと世間を騒がせてきた人物です。

実際のフィールド上では3年経ってもファンらが望んていたような結果を出せずにいますが、だからといってハーボー監督が「彼らしさ」を手放す心積もりは全くなさそうです。

昨年チームとその関係者全員を連れてイタリアに遠征に出かけたハーボー監督らミシガン大。その遠征から帰ってきたとき、次はフランスか南アフリカ、もしくは日本に行きたいと話していましたが、それから1年経ち彼らはその言葉通り現在フランスへ遠征中なのであります(ドラフトばかりに気を取られてすっかり紹介するのを忘れておりました苦笑)。

この遠征を「クラスルームでは学べないことを学ぶ、教育メインの遠征」と位置づけているハーボー監督ですが、「こんな凄いこともミシガン大に来れば経験できるよ」というリクルート向けのPRじゃないのかという疑念も拭いきれませんが・・・。

こんなどでかいことをやってのけるミシガン大のスケールのデカさを改めて感じますが、100名以上の大所帯をフランスまで連れて行くのですから、タダで済むはずがありません。当然海外へ行くには(というかどこへいくのでも)お金がかかるわけです。

昨年イタリアに行ったときはある匿名の出資者がいたことがわかっていましたが、今回旅費を肩代わりしてくれた人物をハーボー監督は明らかにしました。それはテレビゲーム「コール・オブ・デューティー(Call of Duty)」シリーズを制作しているアクティビジョンの最高経営責任者でミシガン大卒業生であるボビー・コティック(Bobby Kotick)氏と同じくミシガン大卒業生で投資ファームの社長を務めるドン・グラハム(Don Graham)氏の二人だそうです。

今回の旅費の総額がどれほどなのかは明らかにされていませんが、昨年コティック氏が一人でイタリア遠征の旅費を肩代わりしたときは彼が80万ドル(約8800万円)をポケットマネーから出したといいますから、それに似た費用が今回もまたこの二人から捻出されたのではないでしょうか。母校のためとは言えすごい額です。

それではこれまでのミシガン大のフランス遠征を彼らのツイッター情報を元に紹介したいと思います。

凱旋門にやってきた一行

もちろんエッフェル塔にも

ミシガン大選抜vs難民選抜のサッカーゲーム!

ミシガン大主催のフットボールクリニック

ルーブル美術館にも参上

第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦で激しい戦闘が繰り広げられたノルマンディー海岸にて

ベルサイユ宮殿ではコーチの一人が彼女にプロポーズ!もちろん答えは「イエス」でした

何故かペイントボールが好きなミシガン大フットボール部。イタリアでもたしかやっていたような・・・

モンマルトルで宝探しゲーム

最終日は再びエッフェル塔からスタート。

ハーボー監督らコーチ陣の思惑、周囲の賛否両論の声、いろいろあるかもしれませんが、当の選手本人たちにとってはかけがえのない経験になっていることは間違いなさそうです。こんな機会がなければおそらくフランスへ行こうと思う選手が一体チームにどれだけいるかわかりませんから。それだけを考えればこの旅も捨てたもんではないなと思わされます。ただやっぱりどこの誰でもできる芸当ではなく、ミシガン大そしてハーボー監督だから出来たことなのでしょう。