エクストラポイント【第6週目】

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Just Dance!!

ブリガムヤング大は先週ボイジー州立大と対戦しましたが、彼らのマスコットである「コズモ・ザ・クーガー(Cosmo the Cougar)タイムアウト中に観客を魅了するダンスを披露!試合の方よりも盛り上がった?!

フロリダ大、新記録を樹立

先週ルイジアナ州立大に敗れてしまったフロリダ大ですが、その敗戦中にフットボールボウルサブディビジョン(FBS、旧ディビジョンIA)における連続得点試合数で新記録を樹立したのです。

先週もちょっと紹介しましたが、フロリダ大はルイジアナ州立大戦前までに連続得点試合記録でミシガン大に並んで最多タイとしていました。そして前半FGが決まった時点で連続記録を366試合としミシガン大を抜いて新記録を確立したのです。言い換えれば1988年から366試合連続完封負けなしということになります。今年は調子がイマイチなフロリダ大ですが、そんな中でも数少ない朗報だと言えそうです。

盲目のスナッパー、再び試合出場

先週オレゴン州立大と対戦し38対10と快勝したサザンカリフォルニア大ですが、第4Qにこの試合の最後のTDが決まるとクレイ・ヘルトン(Clay Helton)監督は盲目のスナッパー、ジェイク・オルソン(Jake Olson)をPATのユニットの一人としてフィールドに送り出しました。

このサイトでも紹介しましたが、今シーズン開幕戦だったウエスタンミシガン大戦でオルソンはカレッジフットボールデビューを果たしていました。オレゴン州立大戦でもパーフェクトなスナップを放ち見事PATは成功。スタジアム中に温かい歓声が響き渡りました。

喜び爆発!

先週ようやく宿敵フロリダ州立大に勝ち連敗記録を「7」で止めたマイアミ大。フットボール王国として知られるフロリダ州内にて彼らのライバリーはその激しさでよく知られていますが、かつてはお互いがナショナルチャンピオンを毎年争えるほどの実力を誇っていたものの最近はマイアミ大の不調が続き、その結果としてハリケーンズは憎きセミノールズに7連敗と苦渋を舐めさせられてきましたが、それもようやく先週の勝利でその呪縛から解放されました。それを長きに渡り待望していたのはかつて最強軍団を築いたマイアミ大の卒業生たちです。その中でもNFLの殿堂入りも果たした卒業生、マイケル・アーヴィン(Michael Irvin)氏は先週の母校の勝利に際し、ものすごい雄叫びを挙げていました。

チームは全米11位まで上昇し、海岸地区では後続を頭一つ分リードしている状況。元ジョージア大HCで今期2シーズン目のマーク・リクト(Mark Richt)監督の起用が的中している感じです。

7度のオーバータイムの死闘

ウエスタンミシガン大バッファロー大との間で行われたミッドアメリカンカンファレンス(MAC)チーム同士の対戦は、通常の4Qで勝敗を決することができずオーバータイムに突入。そしてお互いが点を取り合って譲らない展開となりなんんとオーバータイムは7度目にまで至りました。結果4時間以上の死闘の末、ウエスタンミシガン大が71対68というハイスコアゲームを制しました。

両校合わせて139得点といのはFBS史上最多得点となります。7度のオーバータイムというのもこれまででたったの4度しか起きておらず、非常にレアな試合となりました。それにしても選手やスタッフにしてみれば正直「やっと終わったー」というのが本音だったのでないでしょうか(笑)。

姉弟愛?!

そのバスケットボールの試合のような点取り合戦を制したウエスタンミシガン大ですが、オーバータームで貴重なTDパスを捕球したWRドニー・アーンズバーガー(Donnie Ernsberger)は予期しない人物から祝福のハグを受けることになります。

なんとこの人はアーンスバーガーのお姉さんだということですが、実はこの時まだ試合は終わってなかったのです!このせいでPATキックで15ヤードのペナルティーを喰らい、お姉さんは強制退場させられたということでした。試合に勝っていたからよかったものの、PATをペナルティーのせいで外していたりでもしたら目も当てられません。愛情が深すぎるのも困り者です(泥酔していた可能性もありますが笑)。

ハッピーバースデー!

先週テキサス大カンザス州立大はオーバータイムにまでもつれ込む接戦を演じ、結局40対34でテキサス大が辛くも勝利をもぎ取りましたが、実はこの試合当日はカンザス州立大のビル・シュナイダー(Bill Snyder)監督の78歳の誕生日だったのです。

誰からも愛され尊敬されるシュナイダー監督ですが、それは対戦相手のテキサス大も同じ。そこで彼らは敵の大将でもあるシュナイダー監督に巨大バースデーカードを送ったのです。

シュナイダー監督の人柄があってこそですが、テキサス大もなんとも粋なことをしてくれるではないですか!

R.I.P. トム・ペティー

ロックンロールのレジェンドであるトム・ペティー(Tom Petty)氏が今月初めにロサンゼルスで意識不明の状態で発見され心肺停止したのちに残念ながら死去されました。そのペティー氏は実はフロリダ大の所在地であるフロリダ州ゲインズビルの出身だったのですが、先週末フロリダ大がホームでルイジアナ州立大と対戦した際、地元出身のペティー氏を讃えるためにスタジアム全体が彼の代表作である「I Won’t BAck Down 」を大合唱したのです。

彼がミュージシャンとしてブレークする以前にはフロリダ大の本拠地であるベンヒルグリフィンスタジアムの整備をしていたこともあったというペティー氏。ご冥福をお祈りいたします。

アリゾナ大のバックアップQBが新記録を達成

アリゾナ大の先発QBブランドン・ドーキンス(Brandon Dawkins)は先週のコロラド大との試合中最初のドライブで怪我を負い戦線離脱を余儀なくされましたが、彼の代役として登場したカリル・テイト(Khalil Tate)が魅せてくれました。

2年生のテイトは試合に投入されるといきなりコロラド大ディフェンダーをすり抜ける58ヤードTDランを決め、その次の攻撃でも28ヤードのランTDを獲得。その後もRB並み(というよりそれ以上の)働きを見せトータル327ランヤードに4TDという度胆を抜く数字を残しました。しかもこの300ヤード越えをたったの14回のキャリーでやってのけてしまったのです。これは1キャリー平均23.4ヤードとなり、普通ではありえない数字です。もちろんこれはQBとしての1試合でのランヤードで最長記録となりました。

またQBの本分でもあるパスでも1TDを含む142ヤードを記録。45対42というハイスコアゲームを制するのに大きく貢献しました。ちなみにコロラド大のRBフィリップ・リンゼイ(Phillip Lindsay)も足で281ヤードを稼いだのですが、アリゾナ大とコロラド大のランヤードの合計が608ヤードとなり、これも対戦チーム同士の合計ランヤードでFBS新記録を樹立。しかしこれだけ走られると両チームのディフェンスはどこに行った??と疑いたくもなります。