あのレジェンド二人が名誉キャプテンに

アトランティックコーストカンファレンス(ACC)のフロリダ州立大バージニア工科大といえば長らくどちらのチームも同じ監督に率いられてきた、近年では稀なチームでした。フロリダ州立大はボビー・バウデン(Bobby Bowden)、バージニア工科大はフランク・ビーマー(Frank Beamer)という二人のレジェンドがその人物たちです。

元フロリダ州立大監督のバウデン氏は1976年から2009年まで33年間もの間チームを指揮。フロリダ州立大がACCに加入する以前からの長期政権となった同チームはナショナルタイトル2回(1993年、1999年)、ACCタイトルは1992年からの9連覇を含む12回。1990年代無敵の強さを誇ったセミノールズを陣頭指揮したのです。

一方のビーマー氏は1987年から2015年までの28年間をバージニア工科大の監督として過ごし、ナショナルタイトルこそ無冠だったものの、Big Eastカンファレンスタイトル3回、ACCタイトル4回と安定したチームを世に送り出しました。

二人は2000年のBCSナショナルタイトルゲーム(シュガーボウル)で激突しましたが、バージニア工科大がACCに加入(2004年)してからは両氏はさらに頻繁に対戦することになりました。この両レジェンドの持つ総合勝敗数を合わせると553勝219敗6分けという驚異的な数字がはじき出されます。両人ともそれぞれのチームにおいて最多勝利監督であり、またバウデン氏は2006年に、ビーマー氏は今年2018年にそれぞれカレッジフットボール殿堂入りを果たしています。

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2005年にACCタイトル戦で相まみえたバウデン氏(左)とビーマー氏(右)

そんなカレッジフットボール史に今後永劫その名を刻むことになる二人ですが、彼らの指揮したフロリダ州立大とバージニア工科大は今季開幕戦でいきなり激突することになっています。そしてこのビッグゲームにおいてバウデン氏とビーマー氏がそれぞれのチームの名誉キャプテンに指名されたことが明らかになりました。

バウデン氏は現在88歳、ビーマー氏は71歳。二人が元気なうちにこのようなチャンスが巡ってきて本当に良かったです。二人の直接対決成績は8勝1敗でバウデン氏が圧倒していますが、今回のこのマッチアップの「代理戦争」、勝利の女神はどちらに微笑むでしょうか?

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