コットンボウル:クレムソン大30、ノートルダム大3

カレッジフットボールプレーオフ(CFP)準決勝戦の第1戦となったコットンボウルでのクレムソン大(2位)とノートルダム大(3位)との一戦。大半の予想はクレムソン大有利でノートルダム大がどこまでゲームを僅差のものに出来るかというところに注目が集まりました。が、スコアを観ても分かるように試合はクレムソン大の大勝利で幕を閉じ彼らが2年ぶりのナショナルタイトルゲーム進出を決めました。

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立ち上がりは両チームともスロースタートで観る者を驚かせる展開となりましたが、その均衡を破ったのはQBトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)とWRジャスティン・ロス(Justyn Ross)という2人の1年生の活躍でした。

さすが2018年度のリクルーティングクラスで全米ナンバーワンという称号を獲得したQBだけあり、ローレンスはこの日ノートルダム大ディフェンスから327パスヤードに3TDを奪うパフォーマンスを見せ、彼の一番のターゲットとなったロスは2TDを含む148レシーブヤードを記録。彼らのプレーでクレムソン大は一気に相手との差を広げたのです。

クレムソン大のオフェンスの柱でもあるRBトラヴィス・エティエン(Travis Etienne)はノートルダム大にとどめを刺す62ヤードのロングTDランを含む109ヤードを足で稼ぎ、また2年生のティー・ヒギンズ(Tee Higgins)や今年4年生で4年連続CFP出場を果たしたハンター・レンフロー(Hunter Renfrow)らがそつなく活躍。パワーでゴリ押しという展開ではありませんでしたが、最初から最後まで相手からの脅威を感じることなく予想通りの快勝を見せました。

ノートルダム大にとってはせっかく手に入れた全米の檜舞台で恥を晒すこととなってしまい、2012年にBCSチャンピオンシップでアラバマ大に41対14で大敗したときほどまではいかないものの、今年のコットンボウルでもいいところが全く無く、ブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督の悲願であったナショナルタイトル獲得への道は途絶えてしまいました。

第1Qこそノートルダム大はディフェンス陣がクレムソン大オフェンスをよく抑えていましたが、全米を代表するオフェンス力を誇るクレムソン大の波状攻撃が彼らのディフェンスに穴を開けるまでそう時間はいりませんでした。

またQBイアン・ブック(Ian Book)はクレムソン大フロントセブンから終始執拗にプレッシャーを受け続け、1INTを含む160パスヤードといいところがなく、奪えたファーストダウンもスクランブルから自らの足で何とか奪えたという感じのプレーに終始しました。RBテクスター・ウィリアムス(Dexter Williams)も計54ヤードと影を潜め、クレムソン大のスターDLデクスター・ローレンス(Dexter Lawrence)不在という絶好のチャンスを好機に結びつけることは出来ませんでした。

ここまで12勝無敗でCFPに出場したノートルダム大はこの試合で今季初の黒星を喫したわけですが、それでもここまで上り詰めることが出来たことは評価されるべきことなのですが、大舞台に弱いとか、彼らが本当にCFP出場に値するチームなのか、などと言われる中で今回のような不甲斐ない試合を見せてしまうと、今シーズンの出来を手放しで喜ぶことは出来なそうです。

そして勝利者であるクレムソン大は2年ぶり3度めのCFPナショナルチャンピオンシップゲームに進出を果たしました。デクスター・ローレンスがこの決勝戦に出れるかどうかはまだわかりませんが、若さと熟年さが上手く交わっているクレムソン大が2年ぶりの栄冠を手に入れることも不可能ではありません。相手が誰であっても・・・。

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