2018年度第2回CFPランキング発表

カレッジフットボールプレーオフ(CFP)に出場する4チームを選出するためのランキング、CFPランキング。今シーズン第2段目となるそのランキングが今晩発表されました。先週末には1位のアラバマ大が3位のルイジアナ州立大に完封勝ちしたため、ランキングのトップ4チームの顔ぶれが変わることが確実視されていましたが・・・。

それでは早速その最新CFPランキングを見ていきたいと思います。

上位4チーム

1位 アラバマ大
2位 クレムソン大
3位 ノートルダム大
4位 ミシガン大

先週ルイジアナ州立大に快勝したアラバマ大は当然ながら首位を死守。そして2位のクレムソン大も先週にルイビル大を77対16という大差で破り2位をキープしました。

そして3位のルイジアナ州立大が負けたことによって先週4位のノートルダム大が3位へ繰り上がり。ここまではほぼ予想通りでしたね。

そしてトップ4チームの一角に飛び込んできたのは先週5位のミシガン大。彼らは先週末ペンシルバニア州立大に42対7という大差で引導を渡し、プレーオフ進出に値するチームであるという存在感を見せつけてくれました。彼らは1敗していますがその唯一の敗戦が現在3位のノートルダム大であることを考えれば、今週4位にランクインすることは満場一致の意見だったことでしょう。

この4チームが現時点で選考委員会が選ぶベスト4ということになります。個人的には1位のアラバマ大以外のチームは実力だけ見ればどのチームも横一線上に並んでいるように思えます。

第2集団

5位 ジョージア大
6位 オクラホマ大

上位4チームの外側にいて虎視眈々と彼らが落ちてくるのを待っているのがこの2チーム。

ジョージア大は先週当時9位のケンタッキー大とアウェーで対戦し格の違いを見せつける勝利を収めました。この勝利で彼らはSEC東地区制覇を早々と決し、SEC優勝決定戦では昨年ナショナルタイトルゲームで対戦した、西地区代表のアラバマ大と対戦することがすでに決まっています。おのずとこの試合に勝って昨年度のリベンジを果たすことが出来れば彼らのプレーオフ進出はほぼ確実と言えるでしょう。もちろんアラバマ大と対戦するまでにまだレギュラーシーズン中に3試合を残してはいますが。

6位のオクラホマ大はテキサス工科大とのシュートアウトに競り勝ち8勝目を挙げました。相変わらずハイズマントロフィー候補QBカイラー・マレー(Kyler Murray)のプレーは見るものを楽しませてくれますが、一方でシーズン途中でディフェンシブコーディネーターのマイク・ストゥープス(Mike Stoops)氏を解雇したにも関わらず、未だディフェンス陣が点を取られすぎているのが気になりますが。

第3集団

7位 ルイジアナ州立大
8位 ワシントン州立大

9位 ウエストバージニア大
10位 オハイオ州立大
11位 ケンタッキー大

12位 セントラルフロリダ大

これらの第3集団の中で未だにプレーオフ進出の可能性が残されているのはおそらくウエストバージニア大とオハイオ州立大でしょう。

ウエストバージニア大は先週テキサス大との死闘を1点差でしのぎました。彼らの今後のスケジュールを見るとテキサスクリスチャン大、オクラホマ州立大、そしてオクラホマ大という厳しい相手が待っています。しかしこれら全てに勝つことが出来れば選考委員会にこれ以上無いアピールが出来るでしょうし、さらにBig 12カンファレンス優勝決定戦でオクラホマ大(おそらく)との再戦で再び彼らに勝つことが出来れば、他のどのチームよりもストレングス・オブ・スケジュールの面で箔が付くことになります。そうなった場合、11勝1敗のウエストバージニア大を選考委員会は無視できなくなるでしょうね。

オハイオ州立大の場合はこのまま行けば最終戦のミシガン大との大一番が選考委員会にアピールするのに絶好のチャンスといえます。これに勝ちさらにBig Tenカンファレンス優勝決定戦で勝ってタイトルを手に入れることが出来れば同じく11勝1敗のBig Tenチャンプという戦歴を手に入れることができます。ただ問題は現在10位と比較的ランキングが低い事により、それより上にいるジョージア大やオクラホマ大をオハイオ州立大が追い越せるかどうかは疑問です。

8位のワシントン州立大もまた1敗しかしていないチームですが、彼らのこれまでの対戦相手のレベルが低いことを考えると、ストレングス・オブ・スケジュールの関係によってよほどのこと(上位チームが相次いで敗れるような事態)がなければ彼らのプレーオフ進出は厳しいでしょう。同じことが現在無敗で12位のセントラルフロリダ大にも言えます。

ルイジアナ州立大とケンタッキー大はすでに2敗してしまっているため彼のプレーオフへの夢はほぼ途切れたと見て間違いないでしょう。

今後の展開

実質プレーオフ進出を争うチームは現時点で上位7チームに絞られたと考えても差し支えないと思います。アラバマ大は今後ミシシッピ州立大(17位)、アーバン大(24位)、ジョージア大(5位)という3つのランクチームとの対戦が待っています。これまでの戦いぶりを加味するとレギュラーシーズン終了までに黒星を喫してもなおプレーオフ進出への望みを繋げられる唯一のチームがアラバマ大といえるかもしれません。クレムソン大もここまで無敗ですが、今シーズンのACCのレベルが通年よりも落ちていることを考えると彼らがこのシーズン終盤に1敗してしまえばそれは命取りになりかねません。ノートルダム大もアラバマ大やクレムソン大のような絶対的強さを持ち合わせていないため、無敗でなくなった途端にプレーオフレースから脱落してしまう可能性は大です。その他のチームはすでに1敗していますから、彼らが2敗目を喫した時点でそのチームもまたプレーオフレースから脱落ということになるでしょう。

前回も紹介したようにプレーオフにSECから2チームが進出することが出来るシナリオにも興味が集まりますが、ルイジアナ州立大が敗れ去った今、実質それが可能になるのはSECチャンピオンシップゲームでジョージア大がアラバマ大に勝ってSEC王者として彼らがプレーオフに進むと同時に、これまでの戦果を考慮されて1敗したアラバマ大もプレーオフに選考されるという状況に限られてきました。

【関連記事】2018年度第1回CFPランキング発表

しかしそれが可能となるにはクレムソン大、ノートルダム大、ミシガン大のいずれかが敗れる必要があります。この3チームを差し置いてSECから2チームがプレーオフに出場するということは考えづらいからです。SECから2チームが出場するには当然ながら2つ分の椅子が用意されていなければならないわけで、もしこのシナリオが本当に現実のものとなった場合、選考委員会は厳しい選択を強いられることになるでしょう。

またBig 12カンファレンスの優勝チームがオクラホマ大ないしウエストバージニア大となった場合、彼らをどうするかという問題も当然出てきます。どちらにしても4つしか無い椅子を5つのパワー5カンファレンスチャンピオンが争うというこれまでの展開に独立校(インディペンデント)であるノートルダム大がトップ4に食い込んでいるため、元々定員オーバーの状況に更に輪をかけて混戦模様となる可能性を含んでいるのです。

最終ランキング発表まであと4週間。気が抜けない週末が続いていきます。

第2回目のCFPランキング

 順位 チーム勝敗先週
rankstay1アラバマ大 9-01
rankstay2クレムソン大9-02
rankup3ノートルダム大9-04
rankup4ミシガン大8-15
rankup5ジョージア大8-16
rankup6オクラホマ大8-17
rankdown7ルイジアナ州立大7-23
rankstay8ワシントン州立大 8-18
rankup9ウエストバージニア大7-113
rankstay10オハイオ州立大8-110
rankdown11ケンタッキー大7-29
rankstay12セントラルフロリダ大8-012
rankup13シラキュース大7-219
rankup14ノースカロライナ州立大6-221
rankdown15フロリダ大6-311
rankup16ミシシッピ州立大6-318
rankup17ボストンカレッジ7-222
ranknew18ミシガン州立大6-3NR
rankdown19テキサス大6-317
rankdown20ペンシルバニア州立大 6-314
rankdown21アイオワ大6-316
rankup22アイオワ州立大
5-324
rankstay23フレズノ州立大8-123
ranknew24アーバン大6-3NR
ranknew25ワシントン大7-3NR
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