プレシーズン情報 / チームレビュー
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NOTRE DAME Fighting Irish

ノートルダム大ファイティングアイリッシュ

2017年度プレシーズンランキング:-
2016年度戦績:4勝8敗( 独立校)
2016年度ファイナルAPランキング:-
展望

名門・ノートルダム大にとって昨年2016年度シーズンは記憶に残しておきたくないシーズンとなってしまいました。その前年となる2015年度シーズンにはメジャーボウルであるフィエスタボウルに出場し10勝3敗という好成績を残しながら翌年はたったの4勝8敗という数字しか残せなかったからです。昨年は2015年度の主力であったOLロニー・スタンリー、LBジェイロン・スミス、WRウィル・フラーらを失い、戦力低下も危惧されてはいましたが、戦力が入れ替わるのはどのカレッジフットボールチームでも同じなわけで、ましてや「アメリカンチーム」とも言われるノートルダム大がそのことを言い訳にすることはできません。

とはいえ惨敗シーズンをいつまでも引きずるわけにもいきません。ブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督の進退がかかっているとも言われる2017年シーズン、巻き返しを図れるか・・・。

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オフェンス

2017年度のノートルダム大のオフェンスは4年生が陣を構える経験豊富なユニットとなりそうです。その中でももっとも期待が寄せられるのが要となるオフェンシブライン。5人中4人が4年生というケリー監督も大きな期待を寄せるポジションには来年のドラフト1巡目候補とも言われるマイク・マグリンチー(Mike McGlinchey)が健在。ちなみに彼はNFLアトランタファルコンズQBマット・ライアン(Matt Ryan)のいとこでもあります。

QB陣では昨年の先発デショーン・カイザー(DeShone Kaizer)がドラフト入りし、また彼のバックアップであったマリク・ザイール(Malik Zaire)もフロリダ大へと転校してしまい、プレー経験があるQBが一気に2人も抜けてしまいました。今季新たにオフェンスの舵を握るのはハイブリッドQBのブランドン・ウィンブッシュ(Brandon Wimbush)です。彼の脇を固めるのはRBジョシュ・アダムス(Josh Adams)とデクスター・ウィリアムス(Dexter Williams)。さらにWR陣では全米でもっとも優れたWRに送られるBilentnikoff賞受賞候補にも挙げられているエクアニメオウス・セントブラウン(Equanimeous St. Brown)らがウィンブッシュのパスを受け取ります。さらに若手のチェイス・クレイプール(Chase Claypool)、1年生TEブロック・ライト(Brock Wright)らも控えており、実戦経験がないウィンブッシュの助けとなるはずです。

前述の通りOL陣が屋台骨となる今季のノートルダム大オフェンスは、ウィンブッシュがどれだけチームの攻撃を演出できるかにシーズン成功が左右されると思われます。それは新オフェンシブコーディネーターのチップ・ロング(Chip Long)氏の腕にもかかっているのはいうまでもありません。

ディフェンス

今季のオフェンスに一筋の光を見出せる中、ノートルダム大ディフェンスには一抹の不安を覚えます。昨年のディフェンス陣はシーズン開幕から迷走を続け、4試合目が終わった頃には当時のディフェンシブコーディネーターだったブライアン・ヴァンゴーダー(Brian VanGorder)氏をシーズン途中にもかかわらず解雇してしまったほどでした。

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今季ディフェンス再建に向けケリー監督はウェイクフォレスト大からマイク・エルコ(Mike Elko)氏を新DCに抜擢しました。ACC所属のウェイクフォレスト大は数字の上ではカンファレンスでも上位クラスの守備力を誇っており、その力をノートルダム大にも注入してほしいというケリー監督が画策したわけです。しかしエルコ氏の初年度となる今年、彼の思い描くディフェンスを体現できる選手がチーム内にいるでしょうか?

DL陣には3人の4年生が今年も先発を任されそうです。さらにLB陣にも4年生が3人というとで今年のノートルダム大ディフェンスのフロントセブンはベテラン選手で固められた頼れるユニットとなります。問題はバックフィールドです。今年は初先発となる2年生が2人も顔を連ねますが、経験値がモノを言うDB陣にとってはいかに彼らのポテンシャルが高くても不安材料でないとはいえません。特に対戦相手の中にノースカロライナ大ノースカロライナ州立大サザンカリフォルニア大スタンフォード大といったパスに優れたオフェンスを持つチームが含まれていますからなおのことです。

ノートルダム大が今季勝ち越し、さらにそれよりも上を狙うのであればそれは彼らのディフェンス力にかかっているともいえますので、上に挙げたようなパス重視チームとの対戦が始まるまでにDB陣が実戦経験を積んで一皮向けてほしいものです。

見どころ

開幕戦のテンプル大は侮れないとはいえ十分勝てる相手ですが、2戦目にはSECの強豪・ジョージア大をホームに迎えます。さらに4戦目にはライバル・ミシガン州立大戦も控えており、開幕後4試合を終えた時点で2勝2敗となっている可能性は大です。もしそうならおそらくその時点でケリー監督解雇論が沸き起こっていることでしょう。しかしこの4試合を4勝ないし3勝で乗り切れれば、中盤戦に向けて勢いがつきます。

10月に入ると同じくライバルであるサザンカリフォルニア大との試合があり、それを前後で挟むようにノースカロライナ州出身チーム(ノースカロライナ大、ノースカロライナ州立大)との対戦が組まれています。今季プレーオフ進出が期待されているサザンカリフォルニア大との試合は大変厳しいものとなるでしょう。ホームゲームであることが微かな希望ですが。

それでも10月を終えた時点で5勝3敗であればノートルダム大のスタンダードからは多少ずれているとはいえ、前年度よりは見栄えは良くなります。そしてここからファイナルストレッチ、DCエルコ氏の古巣であるウェイクフォレスト大、マイアミ大、海軍士官学校、スタンフォード大と厳しいスケジュールが待っています。ボウルゲームに出場できればよしとするならば、7勝5敗という予想が妥当でしょうが、もしその上を狙いいわゆる「ニューイヤーズ6ボウル」を視野に入れるのであれば、ジョージア大、ミシガン州立大、サザンカリフォルニア大、マイアミ大、スタンフォード大の中から最低でも2つは白星を挙げたいところ。それが可能なチームであるかどうかはシーズンが始まってみないとわかりません。

もしそのような予想になっていなければケリー監督が来年もノートルダム大の監督を任されているかどうかはかなり微妙です。後のないケリー監督にとっては正念場となるシーズンとなりそうです。

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2017年度スケジュール

9月2日
テンプル大
9月9日
ジョージア大
9月16日
ボストンカレッジ
9月23日
ミシガン州立大
9月30日
マイアミ大 (OH)
10月7日
ノースカロライナ大
10月21日
サザンカリフォルニア大
10月28日
ノースカロライナ州立大
11月4日
ウェイクフォレスト大
11月11日
マイアミ大 (FL)
11月18日
海軍士官学校
11月25日
スタンフォード大

*太字はホーム

チーム情報

所在地
インディアナ州サウスベンド
所属カンファレンス
独立校(無所属)
ホームスタジア
ノートルダムスタジアム
通算戦績
896勝321敗42分け
通算ボウルゲーム戦績
17勝18敗
ヘッドコーチ
ブライアン・ケリー
59勝31敗(8年目)
【キャリア通算:230勝88敗2分け】
前回全米優勝年度
1988年度
前回ボウルゲーム出場年度
2015年度(フィエスタボウル)

© Any Given Saturday 1999-2008, 2015-2017