「私はアラバマ大の監督にはならない」はずだったのに・・・

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丁度今日から10年前の2006年12月21日、ニック・セイバン(Nick Saban)監督はNFLマイアミドルフィンズでの2シーズン目を終えようとしていました。当時噂ではセイバン監督はNFLでの生活にウンザリしており、カレッジ時代に彼のリクルーティング力によって自分のスタイルにあった選手をかき集めてチームを運営してきたような方法でドルフィンズでチーム作り出来ない事から来る苛立ちを感じていると囁かれていました。

キフィン氏がヒューストン大に指名されなかった理由

NCAA Football: Alabama at Mississippi State

既にこのサイトでも紹介しているように、ヒューストン大の新監督にはオフェンシブコーディネーターのメジャー・アップルホワイト(Major Applewhite)氏が昇格しました。当初はアラバマ大オフェンシブコーディネーター、レーン・キフィン(Lane Kiffin)氏が最有力候補とメディアでは流されていましたが、結局その話はなかったことになった訳です。個人的にはキフィン氏はヒューストン大ではマッチしないのではないのかと勝手に思っていましたが、この度ヒューストン大が何故キフィン氏にチームの再建を託さなかったのかという理由がいくつか明らかになりました。

【関連記事】ヒューストン大新監督にアップルホワイト氏

テネシー大でこだまするため息

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テネシー大は開幕時にトップ10入りするなど今季への期待は近年稀に見る大きなものでしたが、終わってみれば8勝4敗と数字的には悪くないものの、SEC東地区も勝ち抜けず、俗にいう「ニューイヤーボウル」出場も逃し、挙げ句の果てには同じテネシー州のライバル・ヴァンダービルト大に最終戦で敗れるという嫌な終わり方をしました。ライバルといっても同じ州に属しているからという理由だけのライバル関係で、これまで力の差は圧倒的テネシー大有利とされてきましたが、そんなヴァンダービルト大に敗れたというだけで、今シーズンのテネシー大の出来は誰も満足できるものではないとされるのです。テネシー大はボウルゲーム出場資格を得られるのに十分な勝ち星を得ましたが、ミュージックシティーボウルネブラスカ大と対戦ということで良くもなく悪くもない試合に出場することになりました。

55歳のフットボーラー、夢を追う

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サウスカロライナ州立大LBジョー・トーマス・Jr(Joe Thomas Jr.)はカレッジキャリア後、彼の長年の夢であったNFLでプレーするという事を叶えました(現在グリーンベイパッカーズに在籍中)。そして彼の父親であるジョー・トーマス・Sr(Joe Thomas Sr.)は今まさに彼の夢であったカレッジフットボールでデビューを果たそうとしています。

元ルイジアナ州立大監督マイルズ氏を想う②

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リアクション

ルイジアナ州立大の選手たちもまたマイルズ監督の解雇のニュースを複雑な気持ちで受け止めているようです。

アーバン大での敗戦から傷が癒える間もない翌日となる日曜日の午後、突如として自分たちの慕うコーチが解雇されたというニュースを聞かされた選手たちの心情は計り知れません。

WRトラヴィン・ドゥラル(Travin Dural)らは「次の試合のためにどうやってオフェンスを立て直すのか」を話すためにフットボール施設に足を運んだところ、そんな話をする代わりにマイルズ監督のクビを知らされたのです。そういった噂が立っていることは知っていたとしても選手にとってはまさに寝耳に水だったわけです

「未だに信じられません。こんなことになるなんて全く想像していませんでした。マイルズ監督は最高の監督でこれまでルイジアナ州立大に多くの素晴らしいギフトを送り続けてくれました。監督はいつでも私達選手のことを一番に考えていてくれました。選手一同打ちひしがれています。」とドゥラルはうなだれました。

スターRBレナード・フォーネット(Leonard Fournette)はこの日アーバン大戦で痛めた足首の診察のためチームドクターを訪れていましたが、その時このニュースを耳にしたといいます。

「それは本当にショックでした。確かにこの世界は勝負の世界ですから仕方ないことであることは分かっていますが、こんな事態になってしまったのは本当に辛いです。」とフォーネットは口にしました。

一方、現在テキサスA&M大のディフェンシブコーディネーターで過去にマイルズ監督の下ルイジアナ州立大でもディフェンシブコーディネーターを務めたジョン・チャヴィス(John Chavis)氏もマイルズ監督の解雇に思いを寄せました。

「レス(マイルズ監督)のような素晴らしいコーチが解雇されてしまうのを見るのはどんな時でも辛いものです。彼は殿堂入りコーチであり、ルイジアナ州ではレジェンド的存在です。私にルイジアナ州立大のような歴史あるチームでコーチするチャンスを与えてくれたレスには本当に感謝しています。ただ、ルイジアナ州立大が彼をこんな風に解雇したことに関しては正直あまり驚いてはいません。何故なら私がルイジアナ州立大に在籍していた頃から大学は彼を解雇しようとしていたからです。」

チャヴェス氏は2014年度シーズン後にルイジアナ州立大を離れましたから、少なくともこの『大学側が解雇しようとしていた』という話はこれ以前の話となります。2011年にはナショナルチャンピオンシップに進出していますからこれ以降のことと想像できますが、ルイジアナ州立大の(というかその一握りの権力を持った支持者たちの)タイトル獲りへの狂気とも言える欲求が見えてきます。

チャヴェス氏がルイジアナ州立大を去った際、マイルズ監督との軋轢があったという噂も立ちましたが、彼はこれを否定。その理由は「ルイジアナ州立大上層部は信じられる連中ではなかったから」だと言っています。

ファンのチームへの期待は高かったでしょうから、今季のように全米5位で出発しつつもその力を発揮できずにランク外へ転落するチームを見るのは辛いでしょう。マイルズ監督解雇を歓迎する人々もいる中、人々に愛されたコーチが追い出されたことに心を痛めているファンも大勢います。

あるファンはアーバン大敗戦後、このままマイルズ監督が解雇されてしまうかと尋ねられ、「いや、彼はルイジアナ州立大の監督として引退するまでコーチするべきだと思う。彼が解雇されてしまうとは思えない。レスがタックルし損ねて試合に負けたわけじゃないのだから。」と話していました。このファンはこのニュースを聞いて一体どう思ったでしょうか。

元ルイジアナ州立大監督マイルズ氏を想う①

化石級のルイジアナ州立大オフェンス

先週末ルイジアナ州立大を11年間率いてきた名将レス・マイルズ(Les Miles)監督が解雇されました。ルイジアナ州立大への期待度が高いため、これを遂行出来ないマイルズ監督を見限った訳ですが、まだシーズン前半戦であるにも関わらず彼のクビを切ったルイジアナ州立大の判断はどうもしっくり来ません。

個人的にはマイルズ監督は好きな人物である為この解雇劇は見ていて非常に残念であり悲しい気持ちにさせられます。今回はそんなマイルズ監督に関して、何故彼は今回このように解雇させられてしまったのかを考えてみたいと思います。

「ティーボ・タイム」再び?

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2007年のハイズマントロフィー受賞QBでカリスマ的存在だった元フロリダ大ティム・ティーボ(Tim Tebow)。卒業後はNFLデンバーブロンコスに第1巡で加入するも大学時代ほどの活躍を見せることができず、その後はジェッツペイトリオッツイーグルスと渡り歩き、現在実質引退状態で(最も彼自身の口から引退したという言葉は発せられていませんが)米スポーツ専門局ESPNのアナリストをしています。そんな彼が今回なんともどでかい夢を叶えようと動き出しました。

セカンドチャンス

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セカンドチャンスと言う言葉があります。文字通り、一度過ちを犯したり諦めたしたことにもう一度だけ与えられるチャンスの事です。しかしセカンドチャンスがみんなに与えられる訳ではないし、与えられてもそれを有効に使えるという補償もありません。マイケル・ハーシュ(Michael Hirsh)にとって一度諦めたフットボールをもう一度プレーすると言うセカンドチャンスが成就する可能性は限り無くゼロに等しいものでした。

マイアミ大とリクト監督:運命の出会い

mark-richt-miami昨シーズン後ジョージア大から「解雇」されてしまったマーク・リクト監督。解雇された当時はかなりショッキングなニュースとして取り上げられていました。ジョージア大の顔として長きに渡りチームを率いたリクト監督でしたので、今後一体どうするんだろうと思っていたものでした。

【関連記事】ジョージア大のリクト監督が解雇へ

オーストラリア:カレッジフットボールフロンティア?

australiaカリフォルニア大は2016年の開幕戦をオーストラリアのシドニーで行います。 ヘッドコーチのソニー・ダイクス(Sonny Dykes)監督はこれまで海外で試合を開催したことのあるカレッジチームやNFLチームの関係者に話を聞いてこの大移動の準備に余念がありません。

サテライトキャンプを一言で表すと・・・

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今オフシーズンの流行語大賞に選ばれても過言ではない「サテライトキャンプ」。ジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督率いるミシガン大フロリダ州遠征キャンプから始まり、NCAAがサテライトキャンプ開催の是非を二転三転させ、またコーチ同士が賛成と反対に分かれて意見を言いあったり・・・。キャンプシーズンはまだまだ続きますが、このサテライトキャンプの論争はまだ終わりを見せる気配がありません。

クレムソン大ワトソン、高みに辿り着くための日々

Clemson quarterback Deshaun Watson, left, is presented with the Manning Award from Cooper Manning during the 12th Annual Manning Award Ceremony, Tuesday, May 17, 2016 held at the Louisiana Superdome in New Orleans. (Ted Jackson/NOLA.com The Times-Picayune via AP) MAGS OUT; NO SALES; USA TODAY OUT; THE BATON ROUGE ADVOCATE OUT; THE NEW ORLEANS ADVOCATE OUT; MANDATORY CREDIT

昨年度のナショナルチャンピオンシップゲームではアラバマ大に惜しくも破れたクレムソン大。しかしそのクレムソン大を率いたQBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)はそのことに関しては「たられば」などいった話で振り返るつもりは毛頭ないようです。

カレッジフットボールの光と陰〜バリー・スウィッツアー氏の場合

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オクラホマ大の元監督でレジェンダリーコーチでもあるバリー・スウィッツアー(Barry Switzer)氏は同チームで数々の勝利シーズンを挙げました。1973年から1988年までの間、総勝利数157勝、12つのカンファレンスタイトル、そしてナショナルチャンピオンには3度も輝くなど70年代、80年代のオクラホマ大を支えた名将です。

ジョー・モアヘッド 〜 ペンステートの新しい風

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ジョー・モアヘッド(Joe Moorhead)氏はFCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)のフォーダム大(ニューヨーク州ブロンクス)のヘッドコーチ在任中4年間で38勝を挙げ、プレーオフに3度出場するなどし、フォーダム大をFCSで強豪チームに育て上げました。彼の手腕は大学側に長期契約を結ばせるまでに至り、2014年の時点で2022年までの契約更新を結ぶほどでした。

ガンディ監督の格安キャンプ計画は実現するか?

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昨今サテライトキャンプといえばジム・ハーボー(Jim Habaugh)監督の名前を思い浮かべがちですが、サテライトキャンプの開祖とも言うべきはオクラホマ州立大マイク・ガンディ(Mike Gundy)監督です。そしてガンディ監督にはさらにどデカい計画があるようです。先日NCAAがサテライトキャンプ禁止令を撤回したことでその計画が実現可能になる・・・とか。