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Big 12カンファレンス優勝決定戦が2017年に復活か?

Big 12カンファレンス優勝決定戦が2017年に復活か?

パワー5と呼ばれる主要カンファレンスの中で唯一優勝決定戦が行われていないのがBig 12カンファレンスですが、この状況がどうやら変わるようです。

先日行われたカンファレンス会議において、所属チームの数に限らず2017年にはカンファレンスタイトルゲームを復活させる方向で所属チームの大学長らが全員一致で賛成したと発表されました。

通常カンファレンスの優勝決定戦を行うには12チーム以上がそのカンファレンスに所属していなければいけないと言われています。現在の所属チーム数は10。2チーム足りないと言うことでこれまでどのチームを招待するかが焦点になっていましたが未だ2チーム(かそれ以上)がどのチームになるかという具体的な話は出ていません。

一般的に優勝決定戦を行うことでそのカンファレンスには2700万ドル(約28億円)の収益が入ると言われています。カンファレンスの収入は加入メンバーに分配されることになるので、優勝決定戦を行うことはカンファレンスだけでなく所属チームの懐も潤うという意味も持っています。カンファレンスの財政が潤沢であることはその安定を意味することにもなるので非常に重要であることは確かです。

あと2チームを増やしてチャンピオンシップを行えるようにするとなると、単純計算で各チームの分配金が減ることになります。おそらくBig 12は現行の10チームでもチャンピオンシップを開催出来るような手段を選ぶと予想されますが、NCAAが定める「最低12チーム」というルールをどうするのかに焦点が置かれることになりそうです。

Big 12は2010年に4チームが脱退(ミズーリ大テキサスA&M大コロラド大ネブラスカ大)したことでチャンピオンシップゲームを開催出来なくなりました。その後ウエストバージニア大テキサスクリスチャン大を加え現行の10チーム体制となったのでした。

Big 12に優勝決定戦復活を要望する声が上がり始めたきっかけは、カンファレンスからプレーオフに進出出来るチームを輩出出来なくなったことでした。他の4カンファレンスは優勝決定戦が行われますが、これがプレーオフ進出最後の「オーディション」という意味合いを成すようになり、この決定戦を行わないBig 12にとって自身が擁するトップチームが最後の最後にアピールできるチャンスを失うという状況に陥ったのです。以来Big 12はNCAAに所属チームが10チームでもタイトルゲームを行われるようにNCAAに懇願してきました。

昨シーズンこそオクラホマ大がプレーオフ進出を達成しましたが、その前はベイラー大テキサスクリスチャン大が同時優勝を果たすも、どちらもプレーオフに進出することはなりませんでした。この件がどうなるかはまだまだ先の話ですが、どうなるか気になるところです。

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