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ポジション別プレビュー ラインバッカー編

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アラバマ大

昨年の主力だったレジー・ラグランドがプロ入りしたにも関わらず、アラバマ大LB陣はその力が衰える様子がありません。昨年のトップ7選手のうち実に6選手が今年も健在。さらには5つ星の新入生が2人も加入してくるのです。その中でも次期スターLBと評されるのがルーベン・フォスターです。昨年は73つのタックル、8つのタックルフォーロスとラグランドとの双頭龍として活躍。オフシーズンにはスピードのあるラシャーン・イヴァンズをアウトサイドからインサイドLBに移し、パスラッシュにおいて内側からも効果を上げる試みをしました。そのパスラッシュのエキスパートはティム・ウィリアムスライアン・アンダーソン。昨年彼ら2人合わせて16.5QBサックを記録。相手OLの脅威となります。

ルイビル大

インサイドLBキース・ケルシーとパスラッシャー鬼であるアウトサイドLBデヴォンテ・フィールズの二人を擁し、ルイビル大LB陣は全米トップクラスと位置付けることができます。昨年二人合わせてトータル171タックル、34.5タックルフォーロス、14.5個のQBサックを記録しました。しかしこのチームのLB人はケルシーとフィールズだけではありません。ステーシー・トーマストレヴォン・ヤングはそれぞれ役割を果たせるだけの能力を備えていますし、さらに元ジョージア大のジョシュ・ハーヴィー・クレモンズも昨年LBとセーフティーのハイブリッドとしてチームに貢献。このユニットはシーズンを迎えるにあたり隠れたベストユニットと言えるかもしれません。

ミシガン州立大

昨シーズン大躍進した、マーク・ダントニオ監督指揮下のミシガン州立大。その原動力となったと言っても過言でないのがLB陣の活躍です。今季も再びその堅実なユニットが戻ってくると見られますが、その主軸となるのがライリー・ブロージョン・レスケエド・デービスの3選手です。デービスは2014年シーズンに12つものタックルフォーロスを記録しながらも怪我のせいで2015年度プレーできませんでした。彼が復帰すればブローとレスケとの最強トリオが完成です。ブローとレスケは昨年合わせて181タックルを記録。タックルもパスカベレージもできるミシガン州立大LB陣は非常にバランスのとれたいいユニットです。

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