APプレシーズンランキングが発表

開幕まであと数日に迫った2018年度のカレッジフットボール。そしてその日を目前にしてようやくAP(アソシエイテッドプレス)が定めるプレシーズンランキングトップ25チームが発表されました。

当サイトでも使用しているAPランキングは歴史も古く、数あるランキングの中でも最も使用されているものです。今シーズンはこのプレシーズンランキングで定められた順位から各チームがトップを目指して切磋琢磨するわけですが、いかにランキングが流動的であるとは言え、最初から上位にランクされたいチームもあるでしょうし、逆にスケジュールによってはシーズンの経過に連れてランキングを上げていったほうが見栄えがいいチームもあります。

それでは今年の栄えある最初のトップ25チームを見ていきましょう。

(コンプリートランキングはこちら

1位→10位

1位には昨年の王者・アラバマ大が予想通りにランクされました。これで彼らは3年連続プレシーズンランキングで首位を獲得したことになりますが、これは1985年から1987年までオクラホマ大が達成した以来史上2度めの快挙です。ただそれをシーズン最後まで維持することは容易なことではなく、これまでプレシーズン首位をシーズン通して維持した上で優勝したチームは実質1999年度のフロリダ州立大だけです(2004年のサザンカリフォルニア大もこれを達成しましたが、後に2004年度のナショナルタイトルを剥奪されています)。果たして今年のアラバマ大は?

2位には2016年度の全米覇者・クレムソン大。これまでプレーオフで3年連続アラバマ大と対戦してきていますが、今年は果たして4度目の再戦が実現するのでしょうか?

3位にランクされたのは昨年の準優勝チーム、ジョージア大です。驚きの快進撃でSECを制覇してナショナルタイトルゲームまで進出した彼らですが、カービー・スマート(Kirby Smart)監督のチーム改革は更に加速していくことでしょうから、彼らにプレーオフ進出の可能性は十分にあると思われます。

4位はちょっと驚きのウィスコンシン大です。Big Ten出身チームとして大本命と思われていたオハイオ州立大を抑えての4位は立派です。しかもスケジュール的に見てもこの位置からシーズンをスタートできるのは彼らにとっては有利だといえます。

5位にはそのオハイオ州立大。彼らが5位に甘んじたのはひょっとしたらつい先日明らかになったアーバン・マイヤー(Urban Meyer)監督の処遇のせいなのでしょうか?

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6位にランクインしたのはPac-12のワシントン大。2年前にプレーオフに進出するなど着実に力をつけている彼らがAPランキングでは同カンファレンス内で最高位に着けました。

7位はオクラホマ大です。Big 12カンファレンス3連覇を支えたQBベーカー・メイフィールドが去り、新QBにはMLBオークランドアスレティクス入団が内定しているカイラー・マレー(Kyler Murray)が指名されたばかり。新生オクラホマ大となって今年はどれだけやれるか見ものです。

8位には昨年10連勝を含む快進撃を見せたマイアミ大。古豪復活を完全なものにするために今年は更なる飛躍が求められます。

昨年のSECランナーアップ、アーバン大は9位に登場。終盤にはジョージア大とアラバマ大を倒すなど見せ場を作りました。ジャレット・スティッドハム(Jarrett Stidham)という秀逸QBを擁し今年もアラバマ大とジョージア大に待ったをかけてほしいものです。

トップ10最後のチームはペンシルバニア州立大です。スターRBサクオン・バークレー(Saquon Barkley)が去りましたが、QBトレース・マクソーリー(Trace McSorley)を擁して2年ぶりのカンファレンスタイトル、そして念願のプレーオフ進出を目指します。

10位以下

11位から15位まではミシガン州立大ノートルダム大スタンフォード大ミシガン大サザンカリフォルニア大が続きます。トップ10ではありませんが、上位チームが転がり落ちれば彼らがそれに代わって上位ランクインすることは大いに可能です。

更にその下にはテキサスクリスチャン大ウエストバージニア大ミシシッピ州立大フロリダ州立大バージニア工科大が続きます。ジョー・モアヘッド(Joe Moorehead)新監督率いるミシシッピ州立大が18位というのは中々の高評価なのではないでしょうか。

そして最後の5チームは昨年のシンデレラチーム・セントラルフロリダ大が21位、マウンテンウエストカンファレンスの雄・ボイジー州立大が22位、復活を目指すテキサス大が23位、Pac-12のオレゴン大が24位、そしてルイジアナ州立大が25位となっています。

分析

プレシーズンランキングに意味があるのかどうかというのはこれまでも長年ディベートが繰り返されてきました。何を根拠にチームをランク付けするのか?前年度の成績、どれだけの選手が残留するか、スプリングトレーニングの分析、どれをとってもそのチームの現状、実際に戦ってみてどれだけの力を持っているかなんてプレシーズンの時点で分かる訳がありません。

そんな中で順位を決めていくわけですが、大抵は無難なランキングに落ち着くものです。今年も上位陣の顔ぶれ自体に驚きはありませんし、ここに名前が挙がっていないチームがランク外から這い上がってくることもあるでしょう。要するにこのランキングは「世間はこんな感じでチーム力を図っている」という程度に理解すればいいかと思います。

にしてもやはりアラバマ大が3年連続でプレシーズン首位を獲得したのは流石ですね。彼らは毎年多くの選手をシーズン後にNFL入りで失っていますが、他のチームならそれが戦力ダウンとみなされて翌年のランキングで順位を落とすのが普通ですが、アラバマ大はそれでも毎年世間の前評判が高いのです。

あとはBig Tenカンファレンスチームがトップ15位以内に5チームもランクされていることにも注目したいです。これは1959年以来最多のチーム数だそうで、これは「パワー5」カンファレンス内でも最多。サウスイースタンカンファレンスでもアラバマ大、ジョージア大、アーバン大の3チームしかトップ15位に食い込んできていませんので、Big Tenのカンファレンス全体の力が例年より上がってきている証拠でしょう。

さて、あとは開幕を待つのみとなりました・・・。

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