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現役のヘッドコーチトップ10 – 2016 ver. ⑨

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2位:アーバン・マイヤー(Urban Meyer)- オハイオ州立大

現在オハイオ州立大のヘッドコーチであるアーバン・マイヤー監督はコーチング界で彗星のごとく現れ一気にスターダムにのし上がりました。

2001年に俗にいうミッドメジャー校であるボーリンググリーン州立大のヘッドコーチに就任。これがマイヤー監督にとって初の大学レベルでのヘッドコーチポジションとなりました。彼が就任する前年度のボーリンググリーン州立大の戦績は2勝9敗とまったく冴えませんでしたが、彼が引き継いだ初年度にいきなり8勝3敗という成績を収めると翌シーズンの2002年度には9勝3敗と前年度を上回るレコードを記録しました。

ボーリンググリーン州立大での手腕を買われマイヤー監督は2003年にユタ大のヘッドコーチに就任。ここでも彼のコーチ力は衰えず初年度を10勝2敗とすると翌年の2004年にはユタ大にとって1930年以来となる全勝シーズン(12勝0敗)を送ったのでした。

ボーリンググリーン州立大、ユタ大とそれぞれ在任期間は2年間しかありませんでしたが、マイヤー監督の能力はこの時既に全米で認知され引く手数多となりました。結局2005年にマイヤー監督はSECの強豪チームであるフロリダ大のヘッドコーチに就くことになります。

フロリダ大では就任2年目の2006年についに念願のナショナルチャンピオンに輝きます。さらに2年後の2008年度にも再び全米王者となり3年間で2度のタイトル獲得とまさにフロリダ大はマイヤー監督のもと誰にも止められない勢いを手に入れます。

しかしそんなマイヤー監督も病魔には勝てず、2010年度シーズンを後にフロリダ大の監督の座を退き一時コーチ業から足を洗うことになります。が、2012年にオハイオ州立大のポジションが空くと彼らから再三に渡るラブコールを受ける事となり結果マイヤー監督は復業しオハイオ州立大のヘッドコーチを引き受けます。そして3年後の2014年度には再び全米の頂点に経ち、マイヤー監督の名を不動のものにしたのです。

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フロリダ大での活躍も素晴らしいものでしたが、オハイオ州立大での戦績は常軌を逸しています。コロンバスでの4年間、マイヤー監督指揮下のオハイオ州立大の戦績は50勝4敗。もっと凄いのはBig Tenカンファレンス内の戦績が実に31勝1敗とまさに敵なしの様相を成しているのです。

一時は健康を理由に引退を表明し周囲から大変惜しまれましたが、見事復活してそれまで以上の成績を残しているマイヤー監督。健康であり続ける限り彼のサクセスストーリーは今後も続いていく事でしょう。

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