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現役のヘッドコーチトップ10 – 2016 ver. ⑥

現役のヘッドコーチトップ10 – 2016 ver. ⑥

5位:デヴィッド・ショウ(David Shaw)- スタンフォード大

スタンフォード大のヘッドコーチ、デヴィッド・ショウ監督は今回のリストに挙げられている監督と比べるとヘッドコーチ歴はそんなに長くはありません。

2011年に当時スタンフォード大の監督だったジム・ハーボー(Jim Harbaugh)氏がNFLのサンフランシスコ49ersの監督に就任するためにチームを去りましたが、その後釜を担ったのがショウ監督でした。

ショウ監督にとって初のヘッドコーチ業となったスタンフォード大でしたが、それまでハーボー監督が築き上げて来たチーム力を維持出来るかが疑問視されました。しかしその周囲の予想をいい意味で裏切りスタンフォード大の力を維持するどころかさらに進化させることに成功したのです。

スタンフォード大在任期間はまだ5年ですが、既にその内所属カンファレンス(Pac-12)で3度タイトルを獲得しています。そしてその5年間のうち実に4シーズンで11勝以上を挙げる事に成功。ポストシーズンのボウルゲームでも上位チームしか招待されないお正月以降のボウルゲームに出場する事4度(2勝2敗)。またシーズンのファイナルランキングでは5年間で4度トップ10入りを果たしています。昨年度に至っては最終的に全米3位にまで上り詰めました。

オレゴン大サザンカリフォルニア大UCLAなどの強豪ひしめくPac-12カンファレンスにおいてこれまでの成績は36勝9敗と他を圧倒しています。総合戦績は54勝14敗で勝率は約8割とダントツです。

ショウ監督率いるスタンフォード大はまだナショナルタイトルを手にするばかりかタイトルゲームに駒を進めたことがありません。しかしこれまでの彼の手腕をすれば、問うべきことは「スタンフォード大が全米制覇出来るのか」ではなく「スタンフォード大が全米制覇するのはいつか」ということでしょう。そう遠くない未来、ショウ監督が優勝トロフィーを手にしている姿を見ることが出来るに違いありません。

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