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最新ランキングを分析〜第8週目〜

最新ランキングを分析〜第8週目〜

カレッジフットボールもいよいよ8週目に突入という事で、今後各チームとも1敗が命取りとなるシビアな状況となってきました。そんな中発表された最新のランキングではトップチームに対した動きはありませんでしたが、よく見れば徐々に首位チームに一人歩きが始まっているように見えてきます。

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1位のアラバマ大は9位のテネシー大と対戦しましたが相手を全く寄せつけずに完全勝利。当然の事ながら首位を確保しました。2位のオハイオ州立大と3位のクレムソン大もそれぞれ勝利しましたが、どちらのチームも苦戦。ただオハイオ州立大の対戦相手は8位のウィスコンシン大である一方、クレムソン大の相手はランク外のノースカロライナ州立大。よって強敵ウィスコンシン大に競り勝ったオハイオ州立大は2位を確保するも、格下のノースカロライナ州立大に後一歩のところまで迫られたため順位を一つ下げました。そのかわり3位に上がってきたのが先週お休みしていたミシガン大です。同じように試合が無かったワシントン大テキサスA&M大は順位の変更はありませんでした。

この様にクレムソン大とミシガン大の順位が入れ替わったものの、1位から7位のルイビル大まで先週と同じ顔ぶれです。ただもう少し詳しく見てみると7週目の時点では1位票がトップ4チームに分散されていた(アラバマ大56票、オハイオ州立大2票、クレムソン大2票、ミシガン大1票)ところ、最新のランキングではアラバマ大が60票にミシガン大が1票と明らかに票がアラバマ大に集まりました。そして総投票数でも1位のアラバマ大の1524票に対し2位のオハイオ州立大は1457票と差が広がりました。これはアラバマ大が先週テネシー大をコテンパンにやっつけた事が影響しているからでしょう。オハイオ州立大、クレムソン大がそれぞれ苦戦してた横でアラバマ大はテネシー大を圧倒。この試合で間違いなく現在1位はアラバマ大を置いて他に無いと誰しもが思ったに違いありません。

8位と9位にはネブラスカ大ベイラー大がランクイン。ネブラスカ大はこれまで強豪校との対戦が無くそれが功を奏して現在まで無敗。先週はインディアナ大と対戦し5点差で逃げ切りました。彼が本当にトップ10に属するチームかどうかは2週間後のウィスコンシン大戦で明らかになるでしょう。ベイラー大はプレシーズンに起きた監督交代のドタバタを乗り切りいよいよトップ10入りを果たしました。今後テキサスクリスチャン大、オクラホマ大、ウエストバージニア大との試合を控えますが、これらを蹴散らすことが出来れば彼らのプレーオフ進出はほぼ確実なものとなりそうです。

オハイオ州立大との一騎打ちに惜しくも敗れたウィスコンシン大は2敗目を喫しましたがその力を評価され10位に留まりトップ10圏内に残留。今後ネブラスカ大を倒し、さらにネブラスカ大がどこかでつまずき2敗することがあればウィスコンシン大がBig 10西地区代表としてカンファレンス優勝決定戦に出場出来る可能性も残されています。そうなればおそらくミシガン大かオハイオ州立大との再戦となるでしょう。

11位のヒューストン大は今後の対戦相手を見れば順当に勝ち星を重ねていく事が予想されますが、シーズン終盤のルイビル大との対戦を制し、尚かつ他のトップチームが転げ落ちてでもしない限り彼らがプレーオフ進出候補に挙げられる事は難しいでしょう。「パワー5」出身でないチームとして1敗を喫してしまったのが非常に痛いです。

12位には現在最も躍進中のウエストバージニア大がやって来ました。先週テキサス工科大を彼らのホームにて48対17という大差で破り5勝無敗としました。ただこれまでの対戦相手にランクチームはおらず、彼らの本当の力は今後テキサスクリスチャン大、オクラホマ州立大、オクラホマ大、ベイラー大と対戦していく事で明らかになっていくでしょう。

13位のフロリダ州立大、15位のフロリダ大、16位のオクラホマ大はそれぞれ過去に喫した黒星によりランクを落としましたが、徐々にランクを再び挙げてきました。この3チームの中でフロリダ大は1敗、他の2チームは2敗となっていますが、もし彼らにプレーオフ進出の望みがまだあるとすれば各々が属するカンファレンスで優勝する他に手だてはありません。ラッキーなことに彼らにはまだそのチャンスが残されています。

14位のボイジー州立大はヒューストン大に次ぎ高ランクに位置する「グループオブ5」出身のチーム。2007年に全勝でフィエスタボウルに出場しオクラホマ大から劇的な勝利をもぎ取った、あのシーズンを彷彿とさせる快進撃を見せています。今後のスケジュールを見ると彼らがこのまま全勝でシーズンを終える可能性は大いにありますが、今週末対戦するブリガムヤング大を侮る事はできません。ただアンダードッグが活躍するのを見るのは非常に爽快ですので、彼らにはこのまま勝ち進んでもらってトップ10入りを果たしてもらいたいものです。

17位以下を見ていくと目につくのはこれまた「グループオブ5」出身のウエスタンミシガン大が20位に、シーズン序盤に早々に2敗を喫するもどうにか立て直してランクインしてきたアーバン大が21位に、勝ち負けを繰り返しながらランクの出入りが激しいノースカロライナ大が再び25位圏内に飛び込み22位に、そしてレス・マイルズ監督を解雇しシーズン途中で大きな舵を切らざるを得なかったルイジアナ州立大が25位に入ってきました。個人的には未だに納得いかないマイルズ監督の解雇劇ですが、25位に入ってきたことで大学側が彼のクビを切った事が正当化されることになりそうです。

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