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最新ランキングを分析〜第7週目〜

最新ランキングを分析〜第7週目〜

今季のカレッジフットボールも6週を終えシーズンも半分が過ぎました。トップ25の様相は開幕時のものと変わってきていますが、後半戦に向けどのチームもランキングを落とせない展開が続いていきます。最新ランキングでは無敗を守りランキングに変動が無いトップチームと、彼らを追う第2グループ、そして下から這い上がってきた第3グループと大きく分かれています。それではその最新ランキングを見てみましょう。

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1位から5位まではそれぞれ順当に試合に勝利し順位に変動はありません。第7週目には1位のアラバマ大が9位のテネシー大と、2位のオハイオ州立大が8位のウィスコンシン大との試合を控えており、この試合の結果如何では上位に変動が訪れるかもしれません。

先週最も驚かされたのは6位のヒューストン大が海軍士官学校に敗れてしまった事です。この敗戦のおかげでヒューストン大は13位まで転落。「パワー5」以外からのチームとして注目が集められていましたが、この1敗のせいでプレーオフ進出への道は大きく狭まってしまったと言えるでしょう。

今週新たに6位にランクされたのはテキサスA&M大。先週はテネシー大との大一番を制し8位からランクアップ。再来週のアラバマ大との直接対決が今から楽しみです。

そのテキサスA&M大に敗れたテネシー大ですが、今シーズン初となる黒星を喫してしまったにもかかわらず今週も9位と順位変わらず。強豪テキサスA&M大を相手にオーバータイムまでもつれ込んだその実力が認められた形となりました。今週は首位のアラバマ大との伝統の一戦が予定されています。もしこの試合に勝つことが出来れば先週の敗戦を完全に帳消しにすることが出来るでしょう。

10位には古豪ネブラスカ大がついにトップテン入りしてきました。このまま行けば3週間後のウィスコンシン大戦、そしてその翌週のオハイオ州立大戦が彼らにとって大きな山場となりそうです。全勝街道まっしぐらではありますが、一方でこれまでの対戦相手にこれと言った強豪チームがおらず、正直彼らの力はまだ試されていないと思います。まずはウィスコンシン大戦までしっかりと無敗を守れるか注目です。

11位のベイラー大の次の大きな壁は11月12日のオクラホマ大戦。その前週のテキサスクリスチャン大も侮れませんが、これを乗り切れば後は対戦相手に彼らの前に立ちはだかるものは居なそうです。投票者にアピールするにはいかにこのオクラホマ大戦での戦いっぷりで良い印象を与えられるかにかかっています。もちろんそれまで負ける事は許されません。

12位には2敗の星、ミシシッピ大です。2敗チームにもしプレーオフ進出のチャンスがあるとすればそれはおそらくこのミシシッピ大の他にないでしょう。彼らの救いは2敗をシーズンの初旬に負った事です。始めの方に負けた分それを取り返すチャンスが沢山あるからです。今週末は22位のアーカンソー大、そしてルイジアナ州立大、アーバン大(23位)、テキサスA&M大(6位)との試合があり、これを全て勝ち抜くことが出来ればランキングでは上位に食い込めると予想されます。ただアラバマ大との直接対決に敗れている為、SECタイトルゲームに進出するにはアラバマ大につまずいてもらう必要がありますが。

先週23位のフロリダ州立大は同10位のマイアミ大とのライバル対決を制し順位を9つも上げて14位に急上昇。カンファレンス内では既に2敗してしまっており、ACC大西洋地区を勝ち抜くには上位チームが崩れてもらわなければなりませんが、まずは2週間後のクレムソン大に勝ちさらにクレムソン大、ルイビル大が大きく調子を崩せばタイトルゲーム進出も不可能ではありません。が、その確率は決して高いものでもないです。

そのフロリダ州立大に敗れたマイアミ大は順位を6つ落として16位に。マイアミ大にはもう少し無敗で居てもらって旋風を巻き起こして欲しかったのですが・・・。

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一方「グループオブ5」出身で未だ全勝中のボイジー州立大が15位にランクアップ。彼らがシーズンを無敗で終える確率はスケジュール的に言って非常に高く、彼らがどこまで順位を伸ばせるか気になるところです。

先週17位のノースカロライナ大を34対3とほぼシャットダウンして白星をゲットしたバージニア工科大が25位から一気に17位にランクアップ。彼らの今後のスケジュールは2週間後のマイアミ大戦以外はそれほど厳しくなさそうですので彼がさらに順位を上げてくる可能性は十分あります。

フロリダ大(18位)、オクラホマ大(19位)、ウエストバージニア大(20位)、ユタ大(21位)は試合が無かったフロリダ大以外順位をそれぞれ上げてきています。ここら辺のチームは敗北すればすぐさまランク外へ放り出されてしまうでしょうから、とにかく勝ち続けて上位チームが転げ落ちてくるのを待つ他ありません。

アラバマ大に挑んで見事に敗れた、先週16位のアーカンソー大は順位を22位まで落としました。彼らももう1試合も落とせません。

今週は3つのチームがランク外から飛び込んできました。23位のアーバン大は一時はヘッドコーチ、ガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督のクビも危ぶまれましたが、先発QBジョン・フランクリン・III(John Franklin III)をベンチに下げショーン・ホワイト(Sean White)を新QBに据えてから事態が好転。オフェンスが息を吹き返し2年振りとなるランクインを果たしました。

そして24位には驚きのウエスタンミシガン大が初登場。ウエスタンミシガン大にとってはチーム史上初めてトップ25入りを果たすという快挙。これまで6勝無敗と快調でそれが評価されたのです。こう言った規模は小さくともいい成績を送っているチームにスポットライトが当たるのは素晴らしいことです。彼らは負けない限りランキングに留まり続けるでしょう。

そして25位には先週6位のヒューストン大から大金星を奪った海軍士官学校(ネイビー)。この試合で見せたパフォーマンスを続けられれば彼らのAACタイトル奪取も夢ではなくなります。

今週のトップ25から残念ながら転落してしまったのはワシントン州立大に敗れ今季2敗目を喫したスタンフォード大(15位)、バージニア工科大に完敗したノースカロライナ大(17位)、そしてサザンカリフォルニア大に競り負けたコロラド大(21位)の3チーム。個人的にはスタンフォード大のこの転落振りは非常に残念ですが、彼らの試合っぷりをみると仕方が無い事です。

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