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元ウエストバージニア大ベイリー、母校で学生コーチに就任

元ウエストバージニア大ベイリー、母校で学生コーチに就任

ウエストバージニア大ヘッドコーチ、ダナ・ホルゴーセン(Dana Holgorsen)監督は、同チームの元スターWRのステッドマン・ベイリー(Stedman Bailey)が学生アシスタントコーチとして2016年度シーズンチームに帯同すると発表しました。

2010年から2012年までウエストバージニア大でプレーしたWRのベイリーは210回の捕球でトータル3218レシーブヤードに41TDと大活躍。また複数のスクール記録保持者で、1試合最多レシーブヤードの303ヤードはしばらく破られる事のない大記録です。

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ウエストバージニア大で現役時代のステッドマン・ベイリー

2013年にNFLドラフト第3巡目でセントルイスラムズに加入したベイリーでしたが、スペシャルチームで活躍する一方禁止薬物摂取の疑いでリーグからサスペンションを食らうなどアップダウンのあるプロ生活を送っていました。そしてそのサスペンションのさなか、2015年11月にマイアミ州で銃撃事件に巻き込まれ、2発の銃弾を頭に受ける重傷を負ってしまいます。それでもなんとか手術の末一命を取り留めましたが、現在まだフットボール選手としてプレー出来る状態ではありません。

そこでホルゴーセン監督がベイリーを学生アシスタントコーチとして呼び寄せたという訳です。

「ステッドマンにとっては今フットボールをプレー出来ないのは相当辛いと思います。しかしこのような逆境の中、母校であるウエストバージニア大に学生アシスタントコーチとして戻ってきたと言うのは私にとっては非常に嬉しいです。そして最も大切な事は今回彼が学位を終了出来ると言うことです。」とはホルゴーセン監督談。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

3年生終了時にドラフト入りしたベイリーは大学を正式に卒業していませんが、今回学生アシスタントコーチとしてキャンパスに戻ってきたのと同時に、卒業までに必要な単位を取得する予定です。

「今回の件に当たり、私はホルゴーセン監督ならびに体育局長のシェーン・ライオンズさんらウエストバージニア大にこのようなチャンスを私に与えて頂き大変感謝しています。まだ私の選手生命は終わってはいませんが、今回の母校での機会が私の傷を癒しフィールドに選手として復帰するチャンスを与えてくれるでしょう。しかし、それだけでなく私にとっては学位を取得する事も非常に大事です。私は選手時代ウエストバージニア大でプレーするのが大好きでした。ですから今シーズンホルゴーセン監督とともにチームに貢献する事を楽しみにしています。」とベイリーは話しました。

2012年次にはファーストチームオールアメリカンにも選ばれた、ウエストバージニア大を代表するWRのベイリー。在校生達も彼に学ぶ事は沢山あるでしょう。これを機にベイリーには私生活も襟を正し、全ての面において在校生の鏡となってくれるよう願うばかりです。

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