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テキサス大の新OCにオハイオ州立大のベック氏

テキサス大の新OCにオハイオ州立大のベック氏

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ベースボール・マガジン社 (編集)

2週間前のニュースではありますが再びコーチ就任の話です。

テキサス大はこの度オハイオ州立大の共同オフェンシブコーディネーターであったティム・ベック(Tim Beck)氏を新たなOCとして迎え入れると発表しました。

テキサス大の新ヘッドコーチであるトム・ハーマン(Tom Herman)氏はヒューストン大を経てテキサス大へやってきましたが、ヒューストン大の前はオハイオ州立大でオフェンシブコーディネーターをしていました。2014年にハーマン氏はオハイオ州立大を去ったのですが、その後釜に座ったのが当時ネブラスカ大に所属していたベック氏でした。

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オハイオ州立大でのハーマン氏の最後のシーズンとなった2014年度は初のカレッジフットボールプレーオフが導入された年で、オハイオ州立大が見事初代王者に輝きました。ハーマン氏はその時の手腕を買われヒューストン大へと引き抜かれていったのですが、その後任であるベック氏はハーマン氏ほどの成功を収める事は出来ませんでした。ハーマン氏が率いたオハイオ州立大のスコアリングオフェンスは全米3位でしたが、ベック氏のユニットは昨季33位(2年前は40位)まで落ちていたのです。

特に目立ったのはチームのパスオフェンス力の低下でした。それはシーズンを追うごとに顕著でそれが最も際立ってしまったのがプレーオフ準決勝戦のフィエスタボウルでのクレムソン大との一戦でした。この時は3週間もの準備期間があったのにも関わらず、オハイオ州立大はクレムソン大相手にたったの1点も取ることが出来なかったのです。QBのJ.T.バレット(J.T. Barrett)はこの試合でたったの127ヤードしかパスを成功させることが出来ず、チームは31対0という惨めな完封負けを喫してしまいました。

【関連記事】フィエスタボウル:クレムソン大 31、オハイオ州立大 0

実はこの試合の直後のインタビューでベック氏は記者団から「来季もオハイオ州立大に残るつもりか?」と聞かれ、「それは分かりません。監督であるコーチマイヤー(=アーバン・マイヤー/Urban Meyer)が決める事です。」とこの試合での責任を感じ自信の無い返答をしていました。

ひょっとしたら解雇される前に自らオハイオ州立大を去る決断をしたのかもしれません。が、出向先のテキサス大もいわずと知れて名門中の名門ですから、悪い決断ではないと思います。

 

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