アーバン大ヘッドコーチ、ガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督が2020年までの契約更新に合意しました。
この契約更新によりマルザーン監督は契約が切れる2020年まで毎年472万ドルを支払われることになります。2014年に契約更新した際には年間435万ドルの収入ということでしたので多少の色目はついている格好となります。
来季で5年目を迎えるマルザーン監督ですが、2010年カム・ニュートン(Cam Newton)を擁してナショナルタイトルを獲得した以外目立った成績を残せていません。体育局長から絶大なバックアップを受けているとはいえ、そろそろ際立つ結果が欲しいところです。
「お飾りのヘッドコーチにはなりたくない」と常に現場で個人指導を行うマルザーン監督。このオフシーズンには時期先発QBの期待がかかる短期大学からの転校生、ジョン・フランクリン（John Franklin III）につきっきりで指導していました。
またマルザーン監督の背負う課題として、新たに加えられた5人のアシスタントコーチをどうまとめるかということも挙げられます。サウスカロライナ大のヘッドコーチに就任した元ディフェンシブコーディネーターのウィル・マスチャンプ（Will Muschamp）氏はさておき、他の4コーチはマルザーン監督との相性がイマイチだったと噂されました。新たにマルザーン監督の「イエスマン」達を呼び寄せ、チーム一丸となって再起を誓う事が伺えます。
いかに契約有効期間であったとしても結果如何では簡単にクビが切られるこの世界。マルザーン監督に与えたれた猶予はそう長くは無いでしょうから、是非とも来シーズンに結果を残したいものです。
