陸軍士官学校 21、海軍士官学校 17

 

今レギュラーシーズンの最終戦となった伝統のライバリーゲーム、陸軍士官学校(アーミー)vs 海軍士官学校(ネイビー)との一戦。次期大統領のドナルド・トランプ(Donald Trump)も見守る中行われたこの試合、ターンオーバーの乱れ撃ちとなりましたがこれを制したのはアーミーでした。これでアーミーは14年間続いた連敗記録をついに打破。スタジアムを覆い尽くした陸軍士官学校のカデットたちは歓喜に酔いしれたのでした。

お互いが今では時代おくれとなってしまったトリプルオプションオフェンスを擁するチームであり、これがターンオーバーが増えてしまった要因にもなったのですが、オプションフットボールが好きな私にとっては非常に見応えのある試合でした。

昨年はサイドラインにも立てずこの試合をスタンドから見守っていたネイビーQBザック・アビー(Zach Abey)は今季開幕時には第3番目のQBでしたが1番手2番手のQBが相次いで怪我で戦線を離れる中途中から彼がチームを率いることになりました。そんな彼は前半こそ沈黙していましたが後半に調子を取り戻し、後半に17点を連続で奪い続け第4Qについにアーミーからリードを奪います。

しかしなんとしても連敗記録を止めたいアーミーはネイビーからリードを奪われた直後に80ヤードにも及ぶドライブを敢行。途中QBアーマッド・ブラッドショー(Ahmad Bradshaw)が貴重な4thダウンコンバージョンを奪い攻撃権を維持し続けると最後はブラッドショーが9ヤードのTDを奪い返し残り6分程度で21対17と再びリードを奪い返します。

ネイビーは逆転のチャンスを狙うもアーミーのディフェンスの制止に合い万事休す。最後はアーミーがファーストダウンを奪いながら時間を稼ぎ、結果アーミーが14年間のフラストレーションにピリオドを打ったのでした。

今ではスプレッドオフェンスやリードオプションオフェンスが主流でボールが派手に宙を舞い続けるのがトレンドですが、未だにトリプルオプションでガチンコ勝負を見せてくれたこの試合は一見の価値ありです。

ハイライト(2分半)