歴代ワースト15ヘッドコーチ:パート4


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6位  エリス・ジョンソン、サザンミシシッピ大(2012)

2012年新しくサザンミシシッピ大のヘッドコーチに就任したエリス・ジョンソン(Ellis Johnson)氏のチーム内外の人柄としての評判はすこぶる良かったのですが、問題はそれが勝敗にまったく影響しなかったというところです。

ジョンソン氏就任以前のサザンミシシッピ大は18年連続勝ち越しシーズンを送るほどの非常に安定したチームでした。しかし、欲が出たチームは舵を大きく切る大英断を下しジョンソン氏を招聘しましたが、それが全くの裏目に出てしまいます。

就任1年目のサザンミシシッピ大はなんと全敗(0勝12敗)という目も当てられないシーズンを送ってしまい、ジョンソン氏はたったの1シーズンでヘッドコーチの座を追われてしまいました。

ジョンソン氏の残念な采配は当然非難されるべきことですが、足元を見ず背伸びをしてこの惨状を招いた大学側にも問題があったことは否めません。

5位 レーン・キフィン、テネシー大(2009)

2009年にテネシー大のヘッドコーチに就任したレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏でしたが、1年後にはノックスビルを飛び出しUSCのヘッドコーチにくら替えをしたというとんでもない行動を起こした過去を持つ人物です。

チームとしてはキフィン氏のリクルーティングクラスはトップレベルでした。そして彼の2009年シーズンのオフェンスは前年度から比べると格段に向上したのも事実。しかしテネシー大での短期間でNCAAのルール違反を犯したり、他のコーチといざこざを犯したり、必ずしも良い印象を残しませんでした。そんなところにこの退任劇が起きたのです。

もともと西海岸の人物だったキフィン氏はNFLのオークランドレイダース、そしてそれ以前はUSCのアシスタントコーチとしてテネシー大が所属するSECのテリトリーから遠く離れたところにおり、就任時からイマイチなじめない感じが漂っていました。またテネシー大の大御所、フィリップ・フルマー(Phillip Fulmer)氏の後釜ということもあり、キフィン氏のこの騒動が輪をかけて彼の起用が失敗だったということを強調してしまったのでした。

(つづく)