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8位  ターナー・ギル、カンザス大(2010-2012)

2010年、カンザス大ヘッドコーチに就任したターナー・ギル(Turner Gill)氏は5年1000万ドルという好条件で契約を結びました。しかし2年間で5勝19敗と振るわずあっというまに解雇されてしまいました。

中堅クラスのバッファロー大をカンファレンスチャンピオンにまで育て上げた腕を買われてカンザス大にやってきましたが、その手腕は上位カンファレンスであるBig 12では全く通用しなかったのです。そういった意味ではカンザス大に見る目がなかったとも言えますが、最大の汚点は大学側が提示した契約額です。

というのもカンザス大はギル氏解雇時に、バイアウトとして600万ドルを3ヶ月以内に支払わなければならなかったのです。

通算5勝しかできなかったことを考えると、ギル氏は勝ち星1つにつき200万ドルの支払いを受けたことになります。なんとも割に合わない数字です。

7位 ロン・ズック、イリノイ大(2005-2011)

フロリダ大から2004年シーズ後に解雇されたロン・ズック(Ron Zook)氏は2005年にイリノイ大のヘッドコーチに就任しました。フロリダ大では前任のレジェンダリーコーチ、スティーブ・スパリアー(Steve Spurrier)氏を引き継ぐも周囲の期待に応えられず解雇されましたが、イリノイ大ではフロリダ大で養ったリクルーティング力をいかんなく発揮し、Big 10カンファレンスでは日の目をみることのなかったイリノイ大に多くの有能なリクルートを引きつけることに成功しました。

しかし、そのリクルーティング力を結果に結びつけることができず、唯一の成功シーズンとなった2008年でも、出場したローズボウルサザンカリフォルニア大に49対17と完膚なきまでにやられてしまいました。

ズック監督最後の年となる2011年、6勝0敗というこれまでにない好スタートを切ったイリノイ大でしたが、なんとそこから6連敗を喫し6勝6敗という結果に。スタートが良かっただけにシーズン後の失望感の大きさは底知れず。結局この年のレギュラーシーズン後に解雇されてしまいました。

ちなみに6連勝した後に6連敗を喫したのは後にも先にもこの年のイリノイ大だけです。そんな汚点まで残してしまったズック監督でした。

(つづく)