Florida_State_Seminoles

春季トレーンングを通してチームは様々なポジション選手を試し、どの選手が先発プレーヤーとして相応しいかを見定めなければいけません。そしてこの春季トレーンングで先発選手を指名するチームもあれば、プレシーズンキャンプまで先発の座を争わせるチームもあります。その中でもQBはもっとも重要なポジションであり、特に他のポジションと違って空席は1つしかないわけで、絶対的な先発選手がいない場合はそのたった一つのポジションを巡って熾烈なバトルが繰り広げられるわけです。

 

2015年度シーズン後に卒業、ないし早期NFL入りを果たしてチームを去ったQBはかなりいます。その中でも上位チームで新たなリーダーとなるQBを指名するために上記のような席取り合戦が繰り広げられるチームをここに紹介したいと思います。

フロリダ州立大

次期先発QBが誰になるかによって彼らのACCでの命運が決まると言っても過言ではないくらいフロリダ州立大(FSU)にとってこのポジションは重要になります。さらに言えばこのQBの出来次第でプレーオフ進出、そしてナショナルチャンピオンを狙えるか狙えないかが決定するかもしれません。

特にACCでのライバル・クレムソン大のQBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)と彼を取り巻くオフェンスが来季も健在であることを考えれば、FSUがクレムソン大を倒しカンファレンス覇者となるにはチーム力が彼らを上回らなければなりません。FSUは実際QB以外のポジションはその力を保持しています。つまりQBさえ見つかればクレムソン大に立ち向かうことが可能となるのです。

昨年はノートルダム大からの転校生、イヴァレット・ゴルソン(Everett Golson)を招き下馬評はまずますでしたが、ゴルソンが怪我を負い、さらに復帰後も冴えず、先発の座をショーン・マグワイア(Sean Maguire)に譲りましたが、5試合先発出場しパス成功率は59.3%、11TDを含む1520パスヤード(6INT)を投げるなどまずまずの数字を残すもピーチボウルで足首を骨折し、その手術の結果春季トレーンングを棒に振ってしまいました。

4年生となるマグワイアの怪我、そしてゴルソンは卒業したことで今現在のFSUのQBステータスは未知数です。今の所マグアイアの他には2年生のJ.J. コセンティノ(J.J. Cosentino)、1年生(レッドシャツ)のデアンドレ・フランソワ(Deondre Francois)、そして同じく1年生のマリク・ヘンリー(Malik Henry)が 先発の座を狙います。

コンセンティノは怪我で退場したマグワイアの代わりにピーチボウルでプレーしましたが、大した活躍はできませんでした。おそらくマグワイアと先発の座を競い合うことになるのはフランソワとなるでしょう。スプリングゲームでは246ヤードパスに2TDを記録。元4つ星リクルートの晴れ舞台がやってくるでしょうか。