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ジョージア大

昨年ジョージア大の先発QBを任されたのはバージニア大から転校して来たグレイソン・ランバートGreyson Lambert)。彼が今年4年生としてチームに戻ってきますが、だからといって彼が自動的に先発QBとなると言う訳ではなさそうです。特に可もなく不可もなくといったプレーしか見せることが出来なかったことを考えれば当然と言えば当然です。それに今年は新ヘッドコーチ、カービー・スマートKirby Smart)監督体制の下、新オフェンシブコーティネーターであるジム・チャニー(Jim Chaney)氏を迎え、新たなオフェンスが導入されることになるためなおさらのことランバートには変化・向上が求められることになるでしょう。

 

春季トレーニングでは引き続きランバートが一軍QBとしてスナップを受けましたが、彼にバトルを挑んでくるのは新入生で全米トップQBと称されたジェイコブ・イーソンJacob Eason)です。5つ星のブルーチップとしてあまたのチームから誘いを受けながらも、前ヘッドコーチのマーク・リクト(Mark Richt)氏が口説き落としたイーソン。スプリングゲームでは後半から登場するもその噂に違わぬ活躍を見せ、上級生達に冷や汗をかかせるには十分なプレーを見せてくれました。

もちろん経験不足は否めませんが、新たなプレーブックを元にゼロからオフェンスを学んでいくと言うのはランバートもそのバックアップのブライス・ラムジー(Brice Ramsey)も一緒のこと。そういった意味ではスタートラインは同じと言えます。バージニア大からの「放浪人」であるランバートからすればやっと掴んだ先発の座を新入生の若造に奪われることは絶対にさせまいとするでしょうから、ジョージア大の先発QBバトルはプレシーズンに相当の火花を散らすことになるでしょう。

来季SEC東地区テネシー大が優勢と言われていますが、QBの出来次第ではジョージア大にも十分テネシー大に対峙出来るチャンスがあるでしょう。イーソンがジョージア大の未来を背負うことはもう間違いありませんが、彼がランバートやラムジーを押しのけて2016年度シーズからいきなりジョージア大オフェンスを率いることも十分に考えられます。リクト元監督の置き土産である若き獅子が、同氏を排除してまでチームの革新を望んだジョージア大を導くことが出来るでしょうか。