元USCのサーキジアン氏がアラバマ大に合流

ちょっと古いニュースですが、現在全米1位のアラバマ大に先週から強力な味方が加入しました。それは元サザンカリフォルニア大のヘッドコーチ、スティーブ・サーキジアン(Steve Sarkisian)氏です。

アラバマ大でのポジションは「オフェンスアナリスト」ということで、サザンカリフォルニア大での元同僚でオフェンシブコーディネーターのレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏のサポートに回るようです。

「この話は結構前からあり、私は彼(サーキジアン氏)に是非我々に合流して欲しいと話していました。彼が私生活での問題からやり直すのにこのポジションは良い方向に働いてくれると思うし、彼がやりたいこと(コーチング)を続ける助けになってくれるでしょう。」とニック・セイバン(Nick Saban)監督はことのなり初めを話しています。

「彼はコーチングに長けているし、その力を我々に還元できると考えたのです。私は彼を長いこと知っていますが、本当に出来るコーチだということを知っています。ですから彼が我々のチームでアナリストとして協力してくれるのは非常にありがたいことです。」

サーキジアン氏がアラバマ大にたどり着いたのはセイバン監督が気に入ったという理由の他に、先に挙げたようにキフィン氏との繋がりがあったことも大きく影響したことでしょう。両氏はサザンカリフォルニア大で共同オフェンシブコーディネーターとして同じ釜の飯を食っていたという過去があります。その後キフィン氏はサザンカリフォルニア大のヘッドコーチに就任。数年後に解雇されると、当時ワシントン大の監督に就任していたサーキジアン氏がキフィン氏の後釜に任命されるという妙なつながりもありました。

セイバン監督が話したサーキジアン氏の「私生活での問題」とは彼のアルコール依存症の事です。昨年二日酔いのままチーム施設に訪れたサーキジアン氏は直ちに自宅待機状態に置かれそのままチームを解雇されました。

サーキジアン氏がアラバマ大に加入したことによる影響は彼のコーチング力がチームに加わるだけではありません。今の所全米で最も「出来る」コーディネーターとしていつどのチームからヘッドコーチのオファーがあってもおかしくないキフィン氏ですが、仮にキフィン氏がアラバマ大を去った場合にサーキジアン氏がアラバマ大のシステムを熟知していれば、彼がキフィン氏の後継者としてオフェンシブコーディネーターに就任するのは考えられるシナリオです。つまりサーキジアン氏がキフィン氏の保険のようなものとも考えられます。

ちなみにサーキジアン氏がアラバマ大に加入したことでアラバマ大のコーチングスタッフには過去にFBSチームでヘッドコーチを経験したことがあるアシスタントコーチが4人もいることになります。選手の層も厚ければコーチ陣の層も厚いわけです。

レーン・キフィン(テネシー大、サザンカリフォルニア大)
ボビー・ウィリアムス(ミシガン州立大)
マリオ・クリストーバル(フロリダインターナショナル大)
スティーブ・サーキジアン(ワシントン大、サザンカリフォルニア大)

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