開催日:1月2日
開催地:ローズボウル
(カリフォルニア州パサデナ)

サザンカリフォルニア大サザンカリフォルニア大 ペンシルバニア州立大
9勝3敗 戦績 11勝2敗
32.9 平均得点 36.9
2.1 平均失点 23.3
261.7 平均パスYD(攻) 261.2
207.3 平均ランYD(攻) 168.8
225.3 平均パスYD(守) 198.5
133.7 平均ランYD(守) 153.5
S・ダーノルド
2633YD/26TD/8INT
QB T・マクソリー
3360YD/25TD/5INT
R・ウェバー
1027YD/11TD
RB S・バークレー
1302YD/16TD
J.S シュースター
781YD/9TD
WR G・ゴッドウィン
795YD/9TD

試合展望

今季突如として全米の表舞台に舞い戻ってきたペンシルバニア州立大(ペンステート)は大外から巻くようにしてBig Tenカンファレンスタイトルを奪取していきました。シンデレラストーリーの集大成として期待がかかったプレーオフ進出には一歩手が届きませんでしたが、この歴史あるローズボウルに見事出場する事が叶いました。

ペンステートはレギュラーシーズン中にミシガン大にコテンパンにやられた後9連勝を挙げ、カンファレンスチャンピオンに輝くとプレーオフランキングでは5位にランクされました。彼らがワシントン大の代わりに4位としてプレーオフに進出していたとしても誰も不思議には思わなかった事でしょう。この9連勝中には当時全米2位だったオハイオ州立大も含まれており、その彼らが、しかもカンファレンスタイトルゲームにすら進めなかったにも関わらずプレーオフに滑り込んだことは大なり小なり議論を巻き起こしたものです。ペンステートはカンファレンスタイトルゲームに出場し、ウィスコンシン大相手に記憶に残る大逆転勝利でタイトルをものにしました。しかしそれも過去の話。ジェームス・フランクリン(James Franklin)監督もローズボウルに出場出来る事は大変名誉な事だと、プレーオフに進出出来なかった事は残念としながらもローズボウルへの抱負を語っていました。

【関連記事】2016年度シーズン第8週目 – Knocking on the Heaven’s Door –

【関連記事】2016年度シーズン第14週目 – Championship Weekend –

QBトレース・マクソリー(Trace McSorley)は今季スクールレコードとなる3360パスヤードに25TDを記録。さらに犯したパスインターセプションはたったの5つと非常に頼りになるQBです。カンファレンスタイトルゲームで見せた4TDは記憶に新しいところ。またカンファレンスの年間ベストオフェンシブプレーヤーに選出されたRBサクオン・バークレー(Saquon Barkley)も健在。今季からオフェンシブコーディネーターとなったジョー・モアヘッド(Joe Morehead)氏の手腕のおかげで、ペンステートオフェンスは強豪ひしめくBig Tenチーム相手でも十分点の取れるチームに成長しました。

【関連記事】ジョー・モアヘッド 〜 ペンステートの新しい風

一方のサザンカリフォルニア大(USC)も序盤の苦戦からすれば今回9勝を挙げローズボウルに出場出来た事はサプライズであるといえます。開幕戦でアラバマ大に52対6と手も足も出なかったUSCはスタンフォード大およびユタ大に敗れ開幕後1勝3敗とこの時点で早くも誰もが彼らのシーズンは終わったものだと思ったものです。しかしそこから怒濤の8連勝。前半戦での敗戦が響きカンファレンスタイトルゲームには進めませんでしたが、見事な復活劇でローズボウルに出場を決めました。最後にUSCがローズボウルに出場したのは2008年。奇しくもこの年の対戦相手もまたペンステートでした。

USC復活の起爆剤となったのは先発QBの入れ替えた事でした。開幕時にはマックス・ブラウン(Max Brown)がスターターに任命されましたが、途中からサム・ダーノルド(Sam Darnold)に変更。これが功を奏したのかチームは徐々に上向きに軌道修正し、レギュラーシーズンが終わる頃には全米でも最も勢いのあるチームに数えられるまでに至りました。USCはワシントン大コロラド大を倒しましたが、この2チームはカンファレンスの北地区および南地区代表としてカンファレンス優勝決定戦で対戦。ワシントン大がこれに勝ちプレーオフ進出を決めました。そんな両チームからUSCが勝利を奪った事を見ても現時点の段階で彼らがPac-12カンファレンスで最も力のあるチームと言っても過言ではないでしょう。それだけに前半戦の失速が悔やまれるところ。

見どころはペンステートのバークレーとUSCのランディフェンスとのマッチアップ。バークレーはレギュラーシーズン中200ヤード越えが2度あり、ランオフェンスが中心のBig Tenの中でもトップクラスのRBです。そして彼に対峙するUSCのランディフェンスは1プレーの平均被ヤード数がカンファレンスで2位となる3.87ヤード。シーソーゲームとなった時、どちらが相手を攻略出来るかで試合が動くかもしれません。

AGS予想勝者

ペンシルバニア州立大