ラッセルアスレティックボウルプレビュー

ベイラー大ベアーズ(9勝3敗、6勝3敗 Big 12)

ベイラー大の今年のシーズンほどジェットコースターのようなものはありません。シーズンが終わる数週間前までベイラー大はカンファレンスタイトル、およびプレーオフ進出を狙うチームとして挙げられていました。しかし不運な事にQBに次ぐQBが立て続けに怪我で倒れ、シーズン最後4試合中3敗を喫し、シーズン前の予想から大きく外れる9勝3敗という結果となってしまいました。QB陣の怪我は深刻で、最終的には最後のテキサス大戦で緊急用のQBリンクス・ハウソーン(Lynx Hawthorne)を使わざるを得なくなったのです。何を隠そうハウソーンは元々QBではなくWR。それくらい切羽詰まっていたと言うことになります。もちろん9勝という数字は素晴らしいものですが、ベイラー大にとっては決して満足出来るものではありません。

先発QBセス・ラッセル(Seth Russell)は既に首の骨を折り今季完全に戦線離脱中。また2番手のジャレット・スティッドハム(Jarrett Stidham)も足首の骨を折り欠場を余儀なくされました。もし仮にスティッドハムがボウルゲームに間に合えば、ベイラー大オフェンスにとって大変な朗報となります。ラッセルが怪我で欠場の際にスティッドハムは1年生らしからぬ活躍を見せ、68%以上のパス成功率に12TDを記録。インターセプションはたったの2つとベイラー大ファンを安心させるパフォーマンスを見せてくれたのです。故に彼が怪我でベンチに退いた際のファンならびにチームの落胆の様は容易に想像出来ます。今回のボウルゲームにスティッドハムが間に合わなければ3番手のクリス・ジョンソン(Chris Johnson)にその任を託される訳ですが、彼はスティッドハムの様なプレーを見せるには至らず、ベイラー大オフェンスに取って非常に頭の痛い展開となりそうです。

最後に出場したボウルゲーム:
2014年度 コットンボウル(ミシガン州立大42、ベイラー大41)

All-time bowl record:
10勝11敗

ノースカロライナ大ターヒールズ(11勝2敗、8勝0敗 ACC)

今季開幕戦のサウスカロライナ大に敗れたもののそこから破竹の11連勝でACCチャンピオンシップに進出。対戦相手の全米1位・クレムソン大に善戦し、後少しというところまで追いつめましたが、審判団の世紀の誤審にて試合を同点にするチャンスを奪われ惜しくも大金星を挙げる事は叶いませんでした。確かにACCは他のパワー5カンファレンスに比べて実力的には劣りますが、それでもノースカロライナ大が11連勝したという事実に替わりは無く、それは十分評価されるべき事です。

ノースカロライナ大のハイパワーオフェンスを率いるのはQBマーキース・ウィリアムス。投げては2605ヤード、走っては786ヤードとハイブリッドQBの名に恥じない活躍。TDも合計28つ奪い今季ノースカロライナ大快進撃の一因を成しました。相手が誰であろうと点を奪えるオフェンス力は圧巻で、クレムソン大からは37点、バージニア工科大からは30点、そしてピッツバーグ大からは26点をもぎ取りました。

ベイラー大がノースカロライナ大を攻略するにはウィリアムス率いるハイテンポオフェンスを止める必要があります。

最後に出場したボウルゲーム:
2014年 クイックレーンボウル(ラトガース大40、ノースカロライナ大21)

歴代ボウルゲーム戦績:
14勝17敗

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