ポインセティアボウル、12年の歴史に幕

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かねてからレギュラーシーズン後のボウルゲームの数が増えすぎたと文句をたれていた私ですが、増えることすれ減ることは滅多にないと思っていたところ、今回数あるボウルゲームのうちの一つが今後の開催を見合わせることを発表しました。

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ポインセティアボウルが開催中止へ

今回開催中止を発表したのはカリフォルニア州サンディエゴで過去12年間行われてきたポインセティアボウルです。

サンディエゴ市はポインセティアボウルの他にホリデーボウルもホストしてきましたが、今後同市はホリデーボウルに一本化していくとうことです。

「ポインセティアボウルはこれまで様々な素晴らしいマッチアップをホストしてきました。またサンディエゴは2つの異なるボウルゲームをホストしてきた数少ない地域であります。しかし近年カレッジフットボールおよびボウルゲームの形は大きく形を変えてきました。それに伴いサンディエゴ市はホストするボウルゲームを一つに絞ることが現時点で最良であると決断しました。」とはサンディエゴ市でボウルゲーム開催を取りまとめるマーク・ネヴィル氏。

近年のポインセティアボウルはマウンテンウエストカンファレンス(MWC)とミッドアメリカンカンファレンス(MAC)のチームもしくはブリガムヤング大との対戦が続いてきました。昨年度はブリガムヤング大がMWCのワイオミング大と対戦しブリガムヤング大が24-21でワイオミング大を下しました。

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今回のこの決定で少なくともダメージを受けるのは今挙げたカンファレンス所属チーム及びブリガムヤング大です。というのもボウルゲームのマッチアップは特別な理由がない限りどのカンファレンス所属チームが招待されるかは予め決まっており(一番著名なケースはローズボウルBig TenカンファレンスPac-12カンファレンス)、ミッドメジャーとか「グループオブ5」と位置づけられている上記のようなチームにとってはただでさえボウルゲーム出場の枠が狭いところに追い打ちをかけることになるからです。

サンディエゴ市は最近彼らのフランチャイズチームであるNFLのサンディエゴチャージャーズが本拠地を同市からロサンゼルス市へ移ることが判明したばかり。ホリデーボールもポインセティアボウルもチャージャーズのホームスタジアムであるクアルコムスタジアムを使用してきたため、このチャージャーズの移転問題もポインセティアボウル開催に何らかの影響を及ぼしたのかもしれません。

クアルコムスタジアムがいずれ取り壊されることになればホリデーボウル開催にも影を落としそうですが、現在同市はMLBのサンディエゴパドレスぺトコパークを使用できないか検討しているそうです。クアルコムスタジアムはサンディエゴ州立大のホームスタジアムでもあるため、同スタジアムが使用出来なくなると彼らにもホームゲーム開催地変更を余儀なくされます。

チャージャーズというフランチャイズチームを失うことになったサンディエゴ市ではそのことでいろいろなところでドミノ式にその影響が露わになってきているようです。