ナショナルチャンピオンシップ展望:見どころ③

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最強・アラバマ大は陥落するのか?

セミファイナルとなったコットンボウルでは、万全のアラバマ大がどれだけのパワーを持っているかをまざまざと目の当たりにしました。見渡す限り、このチームに弱点など到底見つける事などで来ません。

何度も言うようですがアラバマ大ディフェンスは近代カレッジフットボールにおいてほぼ無敵と言ってもいいほどの強さ。全米トップレベルのパスディフェンスである事は前の投稿にも書きましたが、忘れてならないのは彼らのランディフェンスも相当なものであると言うこと。

近年のアラバマ大で強いて弱みがあったと言えばパスラッシュぐらいですが、これも「強いて」という程度のレベルで、他のチームと比べれば格段に良いものでした。そして今年はこのパスラッシュですら最強レベルに到達しているのです。

オフェンスはハイズマントロフィー受賞RBデリック・ヘンリーが率います。彼の凄さはもうここで述べるまでもありませんが、気がついたら相手ディフェンスから200ヤードをさらっと奪ってしまえるほどのものです。ヘンリーはこれまで3つの全米トップ25以内のランディフェンスを誇るチームと対戦してきましたが(ミシシッピ大、ウィスコンシン大、ジョージア大)、ヘンリーはこの3チームから平均140ヤードを足で稼ぎました。これは1キャリー平均6.8ヤードと言う恐るべき数字です。

しかしアラバマ大は走るだけのチームではありません。要所で必要な時にはきっちりパスが決められるQBジェイク・コーカーが健在です。セミファイナル戦では全米12位のパスディフェンスを誇るミシガン州立大相手に286パスヤードに2つのTDを決め、さらに重要な事は一つもインターセプションパスを投げなかった事です。

と、つらつらとアラバマ大がいかに強いかを羅列してみました。しかし多少の違いがあったにせよ、ここ数年のアラバマ大は大一番の度に勝利チームに予想されるほど常勝にて強豪チームだった訳です。ですから今年のチームが「凄い強い!」と言われても毎年凄いのでそれすら新鮮みを感じません。

もしそんなチームが負けることがあるとすれば・・・。そんな試合を観てみたいとは思いませんか(もちろんアラバマ大ファンはそうは思わないでしょうが)?そして今回対するクレムソン大にはそのアラバマ大に苦汁をなめさせることが出来る力が備わっているはずです。その歴史的瞬間に立ち会うというのもこの試合の見どころでもあると思います。

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