ナショナルチャンピオンシップゲームで敗れたチーム十傑 ⑥

5位:2002年度 マイアミ大(12勝1敗)
勝者:オハイオ州立大(31対24 – 2OT)

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2001年度のマイアミ大ハリケーンズはひょっとしたら近年のカレッジフットボール界においてもっともタレントぞろいのチームだったかもしれません。その2001年チームは見事全勝でナショナルタイトルを獲得。そんなチームを引き継いだ翌年のマイアミ大もあともう少しで2連覇なるか、というところまでいきましたが、それには後一歩及びませんでした。

前述の通り前年度チームが有能選手ばかりだったため、シーズン後多くの選手をNFLドラフトにて失いました。しかし先発QBケン・ドーシー(Ken Dorsey)、WRアンドレ・ジョンソン(Andre Johnson)、そして大半のディフェンス陣は健在であり、しかも新しい選手達、RBウィリス・マゲヒー(Willies McGahee)、DBショーン・テイラー(Sean Taylor)、DBアントレル・ロール(Antrel Rolle)が名を馳せ、レギュラーシーズンを無敗で終え、Big Eastカンファレンス(当時)タイトルを獲得しました。

この年マイアミ大が対戦したランクチームは3チームしかありませんでした。それ故シーズン中に無敗でありながらも、実際どこまで強いのか?という疑問はつきまとっていました。

そしてオハイオ州立大との全米一を決める戦いを迎える訳ですが、試合はオーバータイムにまでもつれ込む接戦となりました。オーバータイムではマイアミ大への疑惑のパスインターフェアレンスの反則が取られ勝利を逸し、逆にこの判定で息を吹き返したオハイオ州立大が当時の1年生センセーショナル、RBマウリス・クラレット(Maurice Clarett)の決勝となるTDと、マイアミ大が最後の4thダウンプレーをオハイオ州立大ディフェンスに阻まれ、2度のオーバータイムの末にオハイオ州立大がマイアミ大を抑え優勝。マイアミ大は2連覇を逃したばかりか、それまで記録していた34連勝記録もこれでストップとなってしまいました。

ちなみにマイアミ大はこの年以来ナショナルチャンピオンシップに駒を進めたことがありません。その当時の破竹の勢いと比べると考えられないほどの転落振りです。