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今シーズン終了後、チャーリー・ストロング(Charlie Strong)氏を解雇し新たにヒューストン大からトム・ハーマン(Tom Herman)氏を呼び寄せたテキサス大。勝利に飢えた大学側および出資者たちはチームを全米の表舞台に復活させる為には手段を選ばず、今最も波に乗っているハーマン氏を是が非でも新監督にと動き、その願いを叶えることになった訳ですが、テキサス大がハーマン氏を射止める為に実はとんでもなく巨額の金が動いていた事が明らかになりました。

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3年目でも進歩の見られなかったストロング監督に見切りを付け、まだ契約途中であるにも関わらず同氏を解雇したテキサス大にはストロング氏にバイアウト費を支払う義務がありました。その額がなんと約1000万ドル(約10億円)。そしてヒューストン大との契約中であったハーマン氏を引き抜く為にそのバイアウト費としてさらにテキサス大はヒューストン大に250万ドル(約2億5000万円)を支払ったといいます。

さらにハーマン氏はストロング氏に仕えていたアシスタントコーチも全員クビにしたので彼らのバイアウト費もテキサス大は払わなければならずその額は約630万ドル(約6億3000万円)。

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つまりハーマン氏を連れてくる過程でテキサス大は何と約1900万ドル(約19億円)ものお金を費やしたと言う計算になります。しかもこれはハーマン氏と契約を結ぶ為だけに費やされた金額で、500万ドル(約5億円)ともいわれる彼の年収や彼が連れてくるアシスタントコーチの年収は含まれていません。

カレッジフットボールのコーチの人事は非常に流動的でありますが、同じように巨額の金も裏で動いているのです。そして大御所チームのコーチを契約半ばで解雇する事がいかに金のかかる事かが分かると思います。テキサス大としてはここまで金を叩いて連れてきたハーマン氏には是が非でも元を取ってもらわないと割に合いません。ハーマン氏にそのプレッシャーが襲いかかっていく事でしょうが、彼らの期待に応えることが出来るでしょうか。