ターゲットの反則に関してビデオ判定を強化

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次シーズンからビデオ判定を下す審判員により発言権を与えられることが決定されました。

NCAAのルール委員会が決定した新事項によると、「ターゲット」の反則に関してビデオ判定にてさらに厳しく取り締まっていくという方針がなされました。来シーズンからはビデオ判定にてフィールド上の審判員が見落としたターゲットの反則を指摘出来るようになると言うことです。また逆にターゲットの反則をフィールドの審判員が下した際に、それが実際故意であったかどうかを見極め、場合によってはその決定を覆すことも出来るようになると言うことです。

ターゲットの反則は15ヤードペナルティーの上、その反則を犯した選手は即刻退場処分となります。

全てのターゲットの反則はビデオ判定員によってチェックされますが、これまでのビデオ判定では頭部へのターゲットの反則のみにチェックを入れる権限が与えられていたのみでした。しかし今回の新ルールでは、そのターゲットがどのようにして起こり、そしてそれが故意であったかそれともアクシデントであったかをビデオ判定にて見極めることが出来るようになります。

記録によると昨年度のターゲットの反則は158つもありましたがその内の43つのケースがビデオ判定にて反則が覆りました。

ターゲットの反則は近年議論の的になっている脳震とう(Concussion)を防止するために定められた割と新しいルールです。この反則を取られると前述の通り一発退場となることからもみてこれがどれだけ重大な反則であるかが分かると思います。ヘルメットを「武器」として使用する選手が後を絶たないことからこのルールが設定されたのです。

少し気がかりなのはこれにより試合の流れにどれだけの影響があるか、と言うことです。試合には「流れ(モメンタム)」とういものがありますから、ビデオ判定の間波に乗っているチームはそれに水をさされることになる可能性もある訳です。こればかりはこの新ルールが実際に導入されてみないと分からないのですが。