セイバン監督があわやジャイアンツのヘッドコーチに?!

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現在ナショナルランキング首位を爆走中のアラバマ大。その長であるニック・セイバン(Nick Saban)監督は言わずもがな全米でもトップクラスのヘッドコーチです。そんなセイバン監督が実はNFLのニューヨークジャイアンツの次期ヘッドコーチになりかけていた、というニュースが飛び込んできました。

アメリカのコメディアン兼俳優であるトム・アーノルド(Tom Arnold)氏が明かした話では、昨年ジャイアンツのトム・コフリン(Tom Coughlin)が解雇されその空いたポジションにセイバン監督が興味を示したという事です。アーノルド氏はセイバン氏並びにジャイアンツのオーナーであるスティーブ・ティッシュ(Steve Tisch)と親密な関係であるということですから、裏付けは無いにしても一聴の価値はあるかもしれません。

今年1月新監督を探していたジャイアンツは数名の候補者とインタビューを行い、最終的にベン・マカドゥー(Bwn MacAdoo)氏に白羽の矢を立ていよいよ契約を結ぼうかという時にセイバン監督の関係者から電話があり、彼がジャイアンツの監督の座に興味がある、と言ってきたというのです。

突然降って湧いた話にジャイアンツは戸惑うも、もしそれが本当ならば翌日の朝8時までに本人からの真相を聞くとともに契約の条件を提示しろとこの関係者に伝えました。するとセイバン監督側は年間1000万ドル(約10億円!!)そしてその他の条件すべて奥様であるテリーさんが許可しなくてはならないということでした。

しかしジャイアンツはすでにマカドゥー氏との話をまとめ上げており後は契約書に署名するのみという状況でセイバン監督の回答をのんびり待っている猶予はなく、もし本当に興味があるなら今すぐ返事をよこすよう伝えました。結局話はまとまらずジャイアンツはマカドゥー氏を新監督に据えたのです。

もしこれが本当の話だったとしたら、タイムライン的に非常に厳しい(というかほぼ不可能)だった事になります。1月11日、ジャイアンツがアトランタファルコンズの元コーチ、マイク・スミス氏と面接をしている時、アラバマ大はクレムソン大とナショナルタイトルをかけた大一番に臨んでいる頃でした。その2日後シンシナティベンガルズのヒュー・ジャクソン氏とインタビューを行いますが、彼はクリーブランドブラウンズのヘッドコーチに就任。そしてジャイアンツはその日の夜にマカドゥー氏との契約をまとめていたのです。アーノルド氏の話ではセイバン監督側がジャイアンツにコンタクトを取ったのが1月9日ですから辻褄があいません。

ただジャイアンツが過去にセイバン監督を呼び寄せようとしたことがあるのは確かで、アーノルド氏が日にちを間違えている可能性もあります。コメディアンという職業柄話を「盛った」可能性も否めませんが、それにしては一介のコメディアンにしては情報が詳しすぎるという点もあり、いまいちこの話をどう受け止めていいかわかりません。ひょっとしたら本当かもしれないし、ほら話なのかもしれません。ただもしかしたらこれはセイバン監督が今後再びNFLの扉を叩く可能性があるかもしれないというサインなのかも・・・。心配なのはアーノルド氏のティッシュ氏とセイバン監督との親密関係がこれでおじゃんになってしまったのではないかということです(苦笑)。