ゴーダディボウルプレビュー

元々モービルアラバマボウルとして開催されたこのボウルゲームはGMACボウルとして10年間運営された後現在のゴーダディボウルという名に落ち着きました。昨年度のマッチアップはトレド大対アーカンソー州立大でしたが、双方が点を取り合い結局63対44でトレド大が勝ち、両チーム合計107という点の取り合いを演じてくれました。今年はサンベルトカンファレンスからジョージアサザン大、ミッドアメリカンカンファレンスからボーリンググリーン州立大が参戦します。

ジョージアサザン大イーグルス(8勝3敗、6勝1敗 Sun Belt)

昨年9勝を挙げたジョージアサザン大でしたが、FCSからFBSへ昇格1年目だったため、ボウルゲームに出場する事が許されませんでした。しかし今季は8勝を挙げ晴れてボウルゲーム出場権を獲得。このゴーダディボウルに招待されたのです。

FCSへ新規加入したライジングサン、ジョージアサザン大ですが、FCS時代からその力は確かなもので2013年にはかのフロリダ大をも敗る大金星を挙げたほどです。昨年は昇格1年目にも関わらず9勝を挙げ「兄貴分」のノースカロライナ州立大ジョージア工科大を最後まで苦しめる善戦を演じました。今季は得意のトリプルオプションアタックを武器にサンベルトカンファレンスを蹂躙。彼らが記録した1試合平均375.6ラッシュヤードは全米1位となる成績です。

またシーズンを通してほぼ安定したディフェンス力を見せたジョージアサザン大でしたが、実際のところトップレベルのオフェンス力を擁するチームと対戦したのは皆無。唯一それに当てはまるのは初戦で対戦したウエストバージニア大でしたが、案の定その時は44対0と完封負け。「ディフェンスが強力に見えたのは対戦相手が弱小だったからだ」という悪口をたたかれないためにもこの試合で自身の力を証明したいところです。

最後に出場したボウルゲーム:
これがジョージアサザン大にとって初めてのボウルゲーム

歴代ボウルゲーム戦績:
0勝0敗

ボーリンググリーン州立大ファルコンズ(10勝3敗、7勝1敗 MAC)

ミッドアメリカンカンファレンス優勝決定戦ではノーザンイリノイ大に34対14で圧勝しMACチャンプとなったボーリンググリーン州立大でしたが、その12時間後にはヘッドコーチ、ディノ・バーバーズ(Dino Babers)がシラキュース大ヘッドコーチに就任するためチームを去る事が伝えられました。中位チームの優秀なコーチが上位チームにヘッドハンティングされる典型的なケースです。先日新ヘッドコーチにテキサス工科大マイク・ジンクス氏が決まりましたが、このボウルゲームを指揮するのは臨時ヘッドコーチ、ブライアン・ワード。ディフェンシブコーディネーターでもあるワード臨時監督のために選手達は全力でこの試合を勝ちにくるでしょう。

ボーリンググリーン州立大のオフェンスは全米でもトップレベルに数えられるほどの力を持っています。それを率いるのはQBマット・ジョンソン(Matt Johnson)で彼はカンファレンスの新トータルパスヤードとトータルTD数を樹立。1試合平均43点というハイパワーオフェンスはパスだけでなくランアタックも健在。トラヴィス・グリーンTravis Greene)とフレッド・コペット(Fred Coppet)の2人のRBのツインアタックは強力で両人合わせて2000ヤードのラッシュヤードを記録しました。

ディフェンス陣で特筆すべきはターンオーバー。全米トップ10を誇るターンオーバーマージンはオフェンスに更なる攻撃のチャンスを与える絶好の武器です。

最後に出場したボウルゲーム:
2014年 カメリアボウル(ボーリンググリーン州立大33、サウスアラバマ大28)

歴代ボウルゲーム戦績:
5勝7敗