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同じ州内に位置する大学同士は大抵ライバル関係にあります。全米レベルで注目されなくても、当人たちにすれば絶対に負けたくない相手であることに変わりありません。お互いいがみ合う関係ではありますが、戦って勝つことに意義があるわけですから対戦しないには話が始まらないわけです。

 

コロラド州に属するコロラド大コロラド州立大は当然ライバル関係にあるわけですが、今のところ2021年以降対戦する予定がありません。しかしこのライバリーを継続させるべく両校が話し合いを進め、公式ではありませんが2023年と2024年にこのマッチアップを復活させる方向であるという報道がありました。

2020年までスケジュールが組まれているこのライバリーはニュートラルサイトであるデンバーのマイルハイスタジアムデンバーブロンコスのホームスタジアム)で行われることになていますが、2023年と2024年の試合は両校のホームスタジアムで行う、ホームアンドホーム形式で行いたい意向のようです。

「全米中で見ても同じ州内チームの対決は盛り上がるものです。ミシガン大対ミシガン州立大しかり、テキサス大対テキサスA&M大しかり、オクラホマ大対オクラホマ州立大しかり。ですから我々もコロラド大とそのような関係を継続させるのは至極自然なことなのです。そしてこのライバリーを自分たちのキャンパスで行うというアイデアは非常に魅力的です。私の大好きなこのキャンパス、コミュニティーをぜひ多くの人に見てもらいたい。特にコロラド州に住む多くの人々にコロラド州立大の良さを知らしめたいのです。」とコロラド州立大の体育局長、ジョン・パーカー氏は語っています。

現在コロラド州立大が使用しているヒューズスタジアムは収容数がたったの3万4千人でしかもキャンパスから約5キロほど離れたところにあります。大学側は新スタジアムをキャンパス周辺に新築することを決定しており2017年に完成を予定しています。

このライバリーゲームが2020年を最後に一時休止となったのはコロラド大体育局長のリック・ジョージ氏が2015年に「2020年以降このマッチアップをスケジュールに組まない」と発言したからです。なぜかというと、現在Pac-12カンファレンスに所属するコロラド大はカンファレンスゲームが9試合、そしてノンカンファレンスゲームが3試合という計12試合が予定されることになりますが、その内最低でも6試合はコロラド大のホームで試合を行いたいのが本音。しかしコロラド州立大とのゲームはデンバーでのニュートラルサイトなわけで、コロラド州立大と試合を組むおかげでホームゲームを行うチャンスが減るのです。これを嫌ったジョージ氏がこの意義あるライバルとのゲームを終わらすという決断を下したというわけです。

同じ州内でしかもお互いが距離的にそんなに離れていないにもかかわらず、こうも簡単に「やめてしまおう」と言えてしまうのはコロラド大とコロラド州立大が異なるカンファレンスに所属しているからに他ありません。パワー5の1つであるPac-12に所属するコロラド大に対し、コロラド州立大はパワー5でないマウンテンウエストカンファレンスに所属しています。コロラド大にしてみればコロラド州立大との試合よりもPac-12で優勝することの方がずっと重要。そのためならばライバルとの試合も取りやめるのに何の迷いもなかったわけですね。

しかしコロラド州立大が新しいスタジアムを建設し、試合場所がデンバーではなく各々のホームキャンパスで行われるということで話が変わってきました。2021年と2022年のスケジュールは双方ともすでに埋まっているため、とりあえずまずは2023年と2024年にライバリーを復活させて様子を見ようということです。

これまでコロラド大が63勝22敗2分けでコロラド州立大を大きくリードしています。どのチームにせよライバルゲームは盛り上がるものですからこのマッチアップも長く継続してほしいものです。