カンザス州立大のシュナイダー監督の嘆き

カンザス州立大ヘッドコーチの重鎮、ビル・シュナイダー(Bill Snyder)監督は先日行われた定例会見にて、昨今に蔓延るカレッジフットボール界のビジネス至上主義、勝利至上主義に苦言を呈しました。

「皆それぞれに意見が分かれるだろうが、私としてはカレッジフットボールを含むカレッジスポーツは悪用されていると感じる。皆口々に学生アスリートの人間形成のことを言うことはするが、これが最優先事項でないことは明らかだ。全ては勝利のため、もしくは金儲けのためだけだ。」とシュナイダー監督は今のカレッジスポーツの状況を厳しく指摘しました。

「我々は多くのものに莫大な金銭を費やしている。スタジアムやチーム施設・・・立派な施設を建設するのに多額の寄付をしてくれた方々には大変感謝すべきことだと思いますが、私としてはそういったことにばかり多額のお金をつぎ込むことは暗にお金が全てだと言っているようなものだ。」

シュナイダー監督のこの発言の数日前にはテキサス大トム•ハーマン(Tom  Herman)監督と年間500万ドル(約5億円)で契約すれば、ルイジアナ州立大エド•オルジェロン(Ed Orgeron)新監督には3-400万ドル(約3億円)を提示との報道がされました。一昔では考えられない額の札束が飛び交っている訳です。そんな状況に違和感を覚えたシュナイダー監督が今回のような発言をしたとしてもおかしくはありません。

「他の人のことをとやかくは言えないが、私自身コーチとしては現在自分に見合う以上の額を頂いています(約300万ドルと推定)。カレッジコーチのサラリーの額はどんどん膨らみ1000万ドル何て数字もそのうち見られるようになるだろうが、一体どこまでこの額は増え続けていくのだろうか?」とシュナイダー監督は嘆いています。

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