ボイジー州立大
(10勝3敗)
0 6 0 6 12
ベイラー大
(7勝6敗)
7 14 3 7 31

ボウルゲームとは得てしてレギュラーシーズンとは全く違ったチームの状況になる可能性が大です。それはレギュラーシーズン終了から1ヶ月の間にモチベーションと保てるチームとそうでないチーム、もしくはその1ヶ月間にチームの内情が代わってしまったチームなど理由はさまざまです。このカクタスボウルでのベイラー大はまさにそんなレギュラーシーズンとは「別人」のチームとして登場し、勝利をかっさらっていきました。

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様々なハードルを乗り越えシーズン開幕を迎えたベイラー大は6連勝を飾りますが、そこから非道の6連敗。チームの士気は消え失せていてもおかしく無いはずでしたが、この日のベイラー大はそれこそBig 12カンファレンスの覇者のごとし強さでボイジー州立大を圧倒。31対12で今年のカクタスボウルチャンピオンとなったのでした。

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アート・ブリルス(Art Briles)氏が率いていたころのベイラー大オフェンスは誰求める事の出来ないほどのスピードとパワーを持っていましたが、その再現とばかりWRのK.D. カノン(K.D. Cannon)が大爆発。14回の捕球で226レシーブヤードに2TDとしベイラー大の勝利に貢献。

またボイジー州立大QBブレット・ライピエン(Brett Rypien)がこの日絶不調で特にレッドゾーンで前半二つのINTパス、そして後半これから追い上げようという第4Qに再びレッドゾーンでボールをファンブル。21点取れていたかもしれない状況を全て彼のプレーからチャンスを逃し自滅してしまったのも響きました。

ベイラー大は来季から元テンプル大ヘッドコーチのマット・ルール(Matt Rhule)氏を監督に迎え新たな体制で復活への道を歩み出しますが、今季ブリルス氏解雇後に臨時に招集された元ウェイクフォレスト大監督のジム・グローブ(Jim Grobe)氏がシーズンを通してチームをまとめあげ、そしてこのカクタスボウルが彼のベイラー大での最後の試合となりました。数々のいざこざを乗り越えたベイラー大の選手達に取ってはそんな渦中に飛び込んできてくれたグローブ氏に有終の美を飾りたいと奮起したに違いありません。そういった面でベイラー大のモチベーションがボイジー州立大のモチベーションに勝っていたのかもしれません。

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