オレンジボウル:CFP準決勝戦第1試合

OU150
オクラホマ大

17 37 クレムソン大
クレムソン大

CFP準決勝戦第1戦、オレンジボウルで行われた全米1位のクレムソン大と同4位のオクラホマ大との一戦。オクラホマ大ディフェンスがクレムソン大のパワーオフェンスをどこまで押さえられるかが焦点となりました。

前半はオクラホマ大RBサマジャ・ペリンのランTDでまず先制パンチを叩き込みます。第2Qにはクレムソン大QBデショーン・ワトソンの5ヤードTDランが決まり、以降はお互いがFGで点の取り合いとなり、前半終了間際にオクラホマ大QBベイカー・メイフィールドからTEマーク・アンドリュースへの11ヤードパスTDが決まり17対16と僅差でオクラホマ大がリードして前半を折り返します。

しかし後半はクレムソン大の一人舞台。RBウェイン・ガルマンの2つのランTDとワトソンからWRハンター・レンフローへの35ヤードパスTDで合計3つのTDを奪い点差を広げれば、ディフェンスはオクラホマ大オフェンスを完全に封じ込め後半無失点。結果37対17と20点差をつけて勝利をものにし、1月11日に行われるナショナルチャンピオンシップへ駒を進めました。

クレムソン大はこの日312ヤードものラン攻撃でオクラホマ大ディフェンスを粉砕。これまでの平均ランヤードは1試合で222ヤードですのでこれを大きく上回る数字を叩き出したことになります。QBワトソンは145ヤード、RBガルマンは150ヤードとこの2選手でチームのトータルランヤードをほぼ稼ぎました。

前半だけで119ヤード走ったワトソンは後半パスモードにスイッチしたおかげでオクラホマ大ディフェンスはさらにクレムソン大オフェンスを防ぐのに苦戦し、そこにつけ込むようにガルマンが後半111ヤード走り切りました。ラン専門のガルマンだけでなく、QBであるワトソンにここまで走られるとオクラホマ大はもう打つ手だてがありませんでした。またオクラホマ大ディフェンスのガス欠具合は後半に入り顕著で、開催地であるマイアミの暑さも相まってクレムソン大の怒濤の攻撃を止めることが出来ませんでした。

クレムソン大ディフェンスでは、全米でトップのタックルによるロスヤードを誇るDLシャック・ローソンが膝の怪我で途中欠場を余儀なくされました。しかし彼のチームメート、ケヴィン・ドス、ベン・ボウルウェア、カルロス・ワトキンス、そしてローソンの代役オースティン・ブライアントがオクラホマ大オフェンスを追い回しQBメイフィールドにプレッシャーを掛け続けました。結果メイフィールドは実力を発揮することが出来ず、RB陣も前進するための道を阻まれてしまいました。

トータルオフェンスで550ヤードも稼いだクレムソン大は終始肩の力が抜けていた様に見え、大舞台にも関わらずフェイクパントから31ヤードのパスが巨漢DLアンディ・ティズデルに決まるなどまさにヘッドコーチ、ダボ・スウィ二ーの明るくポジティブな性格がそのままチームに乗り移ったかのような試合展開でした。

オクラホマ大にとっては当然ながら非常に後味の悪い2015年シーズンの幕切れとなってしまいました。2000年以来の全米タイトル奪取に燃えていましたが、結局は昨年のラッセルアスレティックボウルでの結果(40対6)とあまり大差ない結果となりました。今年のオクラホマ大の躍進は素晴らしいものであったことに変わりはありませんが、何も出来なかった後半が彼らの悔しさの全てです。

これでクレムソン大は14勝無敗。1981年以来の全米制覇まで後1勝です。

チーム記録
  OU150 クレムソン大
ファーストダウン 24 30
3rdダウンコンバージョン 5/13 9/19
トータルオフェンス 378yd 530yd
ランヤード 67yd 312yd
パスヤード 311yd 218yd
ペナルティ回数/Yd 5/65yd 5/40yd
攻撃時間 24分45秒 35分15秒
個人記録

OU150

オクラホマ大

パス YD TD INT
B.メイフィールド 311 1 2
ラッシング 回数 YD TD
S.ペリン 15 58 1
レシービング 回数 YD TD
S.シェパード 7 87 0
D.ウエストブルック 4 69 0
M.アンドリュース 2 32 1

クレムソン大

クレムソン大

 パス YD TD INT
D.ワトソン 187 1 1
ラン 回数 YD TD
W.ガルマン 26 150 2
D.ワトソン 24 145 1
レシービング 回数 YD TD
A.スコット 5 63 0
H.レンフロー 4 59 1
C.ピーク 4 54 0